サイ子が美しい人を狙った理由と美しい人が死に至る病のようなサイ子の望み

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美しい人の母親が美しい人を美しい人を消した側のシステムに

組み込んでしまった以外のタロット占いです。

動機を占うことで、もしかしたら、もっと何かが見える

かも知れません。

1枚目のカード

女教皇の正位置

1枚目のカードは、2枚目のカードの過去や動機を表しています。

変な表現かも知れませんが、これはサイ子の潜在的な可能性の

問題が横たわっていると読みました。

2枚目のカード

コインの3の正位置

2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。

このコインの3の正位置は、そのまま読んで良いと思います。

仕事の成功を狙っているということです。

同じ成功でもコインの3のカードですから、生産性をあげようと

している段階であって「9」や「10」という成果に辿り着くどころか

「6」ですらありません。

しかもコインですから既存の要素を使って成功しようとしています。

サイ子にとっての既存の要素については、ここでは解説しませんが

過去の成功パターンを美しい人でも繰り返そうとしました。

これがサイ子のコインの3の正位置だと読みました。

そうると何が起こり得るかと言うと、コインの3のカードの

3の内訳は、サイ子と美しい人とそれぞれの現場でしょう。

そうなると美しい人にとっては、全てが初めてであっても

サイ子は、常に過去の自分自身の体験を正解とするだけでなく

繰り返しを望む心情特有の甘えだけではなく、分かり易く書けば

青春(自分自身が素直に盛り上がれた頃)の郷愁までも美しい人に

再現させようとします。

美しい人ならばもう一度追体験させてくれるとさぞかし気持ちが

弾んだことでしょう。

しかし美しい人は、サイ子から見れば、まるで心が無い人間のように

見えていたと美しい人が伝えてきています。

美しい人の仕事に対する客観的な態度をまるで冷血人間がマシーンの

ように取り組んでいるように感じていたと言うのです。

サイ子は、青春よ再びと言った甘美なものを求めていますが

美しい人にとっては、全て具体的な仕事(コイン)ですから

この食い違いは、当然でしょう。

美しい人は、その辺りを冷静に観察していたようです。

そして一生懸命に考えた結果、サイ子の要求することに応える

必要はなく仕事で結果を出すべきだと結論を得たと伝えてきています。

つまり美しい人は、美しい人自身に期待し、サイ子は戦うタイプ特有の

過去の勝利に対する郷愁を美しい人に再現させようとしたのです。

そして何故、自分の気持ちが分からないのかという苛立ちを

美しい人にぶつけていました。

3枚目のカード

カップの3の正位置

3枚目のカードは、2枚目のカードの先の時間を表しています。

サイ子の望みに合わせることで上手くいく(助かったかも知れない)

という内容(カップの3の正位置)になりますが、美しい人は

まっぴら御免だったようです。

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4枚目のカード

愚者の逆位置

4枚目のカードは、サイ子の対策になります。

このカードは、怖いです。

サイ子の郷愁の再現は、美しい人の深い部分を無にする作用が

あったと美しい人が伝えてきています。

それはつまりサイ子の成功体験を作った人物と美しい人が

似て非なるものということです。

愚者のカードは、住む世界が違うということです。

5枚目のカード

節制の逆位置

5枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。

4枚目のカード解説で書いたようにサイ子の方針は、美しい人に

とっては合わないものでした。

美しい人は仕事に徹することで自分自身を貫きましたが、それは

サイ子にとっては若造が上司を馬鹿にしていることと同じです。

それでも美しい人は、そのような過程を経て自分自身を構築

(節制のカード)していったと伝えてきています。

逆位置ですから、何かと苦労が尽きなかったということです。

6枚目のカード

ワンドのクイーンの逆位置

6枚目のカードは、サイ子の本音部分を表しています。

思うようにコントロール出来ない美しい人に対して

示しが付かない状況は、サイ子自身の地位が危うくなり

より高圧的になったということでしょう。

7枚目のカード

太陽の正位置

7枚目のカードは、このタロット占いのまとめ的なカードになります。

この太陽のカードは、美しい人がサイ子の青春の郷愁に対する思い

(美しい人の仕事に託す)をあくまでも完全に仕事として捉えることに

対する双極性の問題(太陽の双子)です。

太陽の正位置ですから、本来ならば異なる方向から支え合うべきですが

衝突するような相性だったということでしょう。

言い方を変えれば長いものに喜んでまかれる調子の良さを先天的に

持つキャラクターであれば上手くいくということです。

タロットカードは、正位置であれば良いということではありません。

美しい人があくまでも仕事だけに徹する態度を衝突して来ると

サイ子は、感じたのでしょう。

「今の美しい人のソードのクイーン(光)」へ

サイ子は、冷遇の温床になりましたが美しい人が消えてしまったことは

まったく異質な働きであり、美しい人を消した側は、複層的です。

何を持ってして美しい人は、そこまでの流れに組み込まれたのか

単なるお金ではなく、ある程度絞ってみることは大切かも知れません。

サイ子自身がそんなに偉いとは、どうしても思えません。

美しい人が愛した国を根本的にコントロールするようなまるで

子供のヒーロー漫画の敵のような発想ではなく、美しい人を

通して青春の追体験を願うような、言い方を変えれば、サイ子の

望みに美しい人が応えていれば、もしかしたら美しい人を

全力で守ったかも知れません。

しかし結果的に、とんでもない相手に美しい人を差し出しました。

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