少しでも得るものがあればと思って引いたカードですが
かなり有意義でした。
１枚目のカード
恋人の正位置
１枚目のカードは、２枚目のカードの過去や動機を表しています。
恋人のカードですから、このタロット占いの主体にとって
適切な相手が見つかったと読むことが出来ます。
もしかしたら、それは、何らかの環境かも知れませんし、個人ではなく
組織や同じ組織でも大きければ派閥ということもあるでしょう。
取りあえず１枚目のカードですから、様々なものを念頭に置いて
２枚目のカードにいきます。
２枚目のカード
皇帝の逆位置
２枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
皇帝のカードですから、１枚目のカード解説で書いた相手と
繋がることによって、何らかの局面で勢力が強くなったと
読むことが出来ます。
このタロット占いの皇帝のカードは、逆位置ですから自分自身の
持つ影響力の低下を心配していた可能性があります。
もしかしたら、自分自身の好きなパターンを繰り返せなくなることの
恐怖心があったかも知れません。
それを何とかするために１枚目の解説の相手と手を組もうとした
のかも知れません。
３枚目のカード
コインのペイジの逆位置
３枚目のカードは、２枚目のカードの先の時間を表しています。
コインのペイジの逆位置ですから、２枚目のカード解説の意図を
読んで行動したけれども、期待していた状況とは、異なる方向に
流れ始めたのかも知れません。
コインのペイジは、コツコツ頑張る下積みの人物像ですが
逆位置ですから、それが近視眼的に働いた可能性があります。
遠くを見て動けるのは、ナイトの人物像からです。
４枚目のカード
カップの２の正位置
４枚目のカードは、このタロット占いの主体の対策カードになります。
イマジネーションとしては、主体は、サイ子です。
１枚目から３枚目のカードと並べてみて、とても分かり易いカード
かも知れません。
簡単に言えば、現状を打破出来るビジネスパートナーが欲しい
ということになります。
美しい人の公開消滅を見ていると表のビジネスとは、とても
思えませんが、何はともあれ協力者が欲しいといったところでしょう。
対策内容もそのままです。
適切な協力者を得ることです。
５枚目のカード
運命の輪の逆位置
５枚目のカードは、サイ子の協力者の本音部分を表しています。
今回のタロット占いの中心となる２枚目のカードは、皇帝ですから
サイ子が求めた協力者は、個人ではなく集団である可能性があります。
可能性と書きましたが、個人か集団か？と言えば皇帝は、組織寄りの
内容のカードになります。
そして５枚目のカードは、運命の輪ですから、その集団にとって
サイ子からのオファーは、チャンスだったと読むことが出来ます。
もし、このタロット占いの主体をサイ子の協力者として読めば
あるエリアを活性化するチャンスと読むことが出来ます。
交通が不便な過疎地帯でイベントを行うような施設を作り
そこの自治体を盛り上げるような意図として読むことが出来ます。
一応、書いておきますが、これは皇帝と運命の輪のカードの
基本に忠実な読み方です。
別にこのタロット占い限定とかではありません。
ただ逆位置ですから、段取りが悪くなるような要因があったでしょう。
運命の輪には、３匹の獣が描かれていますが(マルセイユ版)逆位置
ですから上昇のタイミングからずれて下降に向かうタイミングで
あれば、まるで夜逃げのように慌ただしいことになったかも
知れません。
６枚目のカード
ワンドのクイーンの逆位置
６枚目のカードは、サイ子の本音部分を表しています。
やはり、ここでも自分自身の立場を心配しています。
このタロット占いの中心となる２枚目のカードでも、自分自身の
立場を憂えていました。
美しい人が云々よりも自分自身の立場を取り戻すことが動機
だったのかも知れません。
７枚目のカード
正義の逆位置
７枚目のカードは、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
サイ子が自分自身の立場を回復させるべく決断した結果(正義のカード)、
ある集団を呼び込んでしまい、事態が思わぬ方向に走り始めたと
読むことが出来ます。
正義の逆位置ですから、ここで真剣に再調整(議論)が必要でした。
今の美しい人のソードのクイーン(光)へ
呼び込んだのは、サイ子。
その後の展開は、予想外だった。
サイ子の窮地の一つに美しい人の独立も関係していた。
それは、美しい人が虎の尾を踏んだこともあるけれども
目先は、美しい人を通して密かに作られたお金の流れ。
いやはやです。
５枚目のカードの夜逃げは、このタロット占いの付録
みたいなものですが、主体を入れ替えて読んでも興味深いです。