限界を感じた時の第12ハウスの使い方

ポジティブであれ、ネガティブであれ人が色々と取り組む時は

意識が働いています。

解決策を考えたり、調べたり、相談したりするでしょう。

それでも、どうにも調子が出ないというか、限界を感じることが

あるかも知れません。

そんな時は、図形としてのホロスコープではなく、実際の働き

として、その範囲の半分を占める第12ハウスが使われていない

可能性があります。

環境という子宮の中で生きる胎児と同じです。

ここで言う環境は、自然環境ではなく職場や家庭、人間関係と

言った意味での自分自身の日常生活を取り巻くものです。

意識的に努力すればするほど、第12ハウスは意識の中から

排除されていきます。

努力しなくても自分自身の好不調を意識すればするほど

第12ハウスに関することを感じ難くなります。

細かいことについては、書かずに結論だけを書くと

ポジティブな第12ハウスは、自然そのものです。

花鳥風月です。

花を愛でていますか?

鳥のさえずりを聞きましたか?

鳥たちが群れで寝床に帰る姿を見たのは、いつの日ですか?

風の匂いの違いが分かりますか?

星や月の変化に気付いていますか?

自分自身の身体も自然の一部ですから身体を動かすことも

大切ですが(けっこう重要)、それでも第12ハウスから

ポジティブなエネルギーをもらうならば先に上げたことです。

その時にどのような傾向を意識と併せて切り取るかですが、

そこは第12ハウスのサインや支配星の動き、天体や感受点の

有無といったものを読むことになります。

しかし自分自身の自然の好みを知っているならばホロスコープを

介さずに外へ出かけて下さい。

ホロスコープの半分を使わずにいた状態から、使える状態になれば

かなりのことがスムーズになります。

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