第12ハウスの月を例に書いています。
第12ハウスに月がある人が、まともになろうとすると何かと
幸せを失い易い傾向が生まれるかも知れません。
幸せは、客観的な状態よりも生きるリアリティーを強く感じられるか
どうかにかかっています。
客観的にどんなに恵まれていても生きる意味を喪失してしまえば
それらは価値を失います。
そのような状態で意思の力で感謝してもどうにもならないものです。
本当は、それぞれ天体意識がリアリティーを得るポイントに
なっていますが、生きる意味というラインは、月のハウスです。
第12ハウスに月があるタイプの人は、理性で整合性を与えることが
難しいニーズを抱えています。
ですから社会に適応させるためにそれを捨ててしまい易いのです。
適応するために辿るプロセスですから仕方がないのですが
必ず取り返さないとほとんどのエネルギーを失ってしまいます。
別に日常生活が上手くいっていれば、それで構わないのですが
大きく発展していきたいと願う場合や今よりも幸福になりたい、
このままでは困るという場合は、適応するために捨ててしまった部分を
もう一度拾って来る必要があります。
それは、第12ハウスにあるものです。
日常生活の価値から見たら不要なものであることが多いです。
他のハウスの月であれば、日常生活のどこかにあります。
しかし第12ハウスの月は、非日常からエネルギーを受け取ることが
出来ます。
月が受け取ったエネルギーは、個人のホロスコープの水星、金星、太陽
・・・・と冥王星まで繋がっていきますから、侮れません。
全てのハウスの月に言えることですが、きちんとエネルギーを受け取ることが
大切ですから、自分自身が具体的にどんな手段が必要か知る価値があります。
これをちゃんと把握して活用出来ると幸せをコントロール出来ます。