１枚目のカード
吊られた男の逆位置
１枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。
吊られた男のカードは、社会との接点がない状態を表しています。
吊られた男のカードは、元々宙吊りですが、逆位置になったからと
言って普通の状態になることはなく過剰になったり滞ったりします。
精神活動は、活発であっても、実態はあらゆる面で行き詰る
可能性を示唆しています。
言い方を変えれば、行き詰まるからこそ精神が活性化します。
しかし注意したいのは、２枚目のカードです。
逆位置が過剰になったのであれば、精神面ですから火や風の元素が
強く働くはずですが、２枚目のカードは、コインのカードです。
地の元素ですから、精神面ではなく実際的若しくは、感覚的に
働きます。
では、吊られた男の逆位置は、何を強く刺激するのか
と言うことになります。
２枚目のカード
コインの２の正位置
２枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
コインの２のカードは、繰り返される動きであり、それが加速度を
増せば増すほど何らかの偶然が発生し易くなります。
この偶然が、たまたま暴露なのかも知れません。
その当時は、いつものこと(コインの２のカード)だったのかも
知れません。
３枚目のカード
カップの９の逆位置
３枚目のカードは、２枚目のカードの先の状態を表しています。
２枚目のコインの２のカードが生み出す偶然を３枚目のカップの９の
逆位置が発展させてしまう(目立たせてしまう)と読むことが出来ます。
「９」の数字は、中身を育てたり、追い求める性質があります。
４枚目のカード
ソードのキングの逆位置
４枚目は、甘味さんの対策カードになります。
この状況でソードのキングの逆位置を読むとプレッシャーをかける
と読むことが出来ますが、対策内容としては、問題の本質を冷静に
判断(ソード)しないとプレッシャーをかけたことで、かえって
トラブルになる場合があります。
５枚目のカード
星の正位置
５枚目のカードは、甘味さんがプレッシャーをかけたい相手の
本音部分を表しています。
このタロット占いの中心となる２枚目のコインの２のカードの偶然が
何らかのビジョン(星のカード)を見せると読むことが出来ます。
それは、何らかの偶然が、甘味さんを守っていた塔(星のカードの一つ
前のカード)を壊すからです。
星の正位置ですから、この相手は、自分自身の活動を通して
何らかの目標を実現したいと思っています。
６枚目のカード
コインの１の正位置
６枚目のカードは、甘味さんの本音部分を表しています。
このタロット占いの中心となる２枚目のコインの２のカードの偶然が
何らかの要求をして来ることで良い結果が出ると読むことが出来ます。
７枚目のカード
ソードの３の逆位置
７枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
先ず、このソードの３の逆位置だけを読むと、大きな妥協が出来れば
混乱した状態は、回避出来ると読むことが出来ます。
もし甘味さんが、目的をしっかりと自覚出来ていれば、どんな妥協
であっても出来るでしょうから無駄な心配(ソードの３の逆位置)と
になるかも知れません。
５枚目の甘味さんがプレッシャーをかけたい相手は、自分自身の
ビジョンが取捨選択をすることで生産的な意味を作り出そう
(ソードの３のカード)としていると読むことが出来ます。
ですから妥協点は、存在すると読みました。
一気に開示しなかったのではないでしょうか。
妥協点を引き出したいのは、５枚目の甘味さんがプレッシャーを
かけたい相手側の方だと読むことが出来ます。
お互いに足元を見ている最中かも知れませんし、何らかの形で
交渉、取引があったかも知れません。