捧げられる第一子と美しい人の骨格標本

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1枚目のカード

塔の逆位置

1枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。

このタロット占いの塔の破壊は、いくつかの層に及んでいる

可能性があります。

第1は、美しい人が亡くなってしまったことです。

第2に、美しい人を消した側の美しい人の死に関する様々な段取りです。

そして、最後に、美しい人が解放されることです。

これは、1と2と同列に第3に出来ない複雑な内容を持っています。

単純に神と悪魔に分けられないのです。

美しい人のタロット占いが踊り場に到達した後は、美しい人のタロット

占いで扱う全てのキャラクターについて愛の視点で読んでいます。

どのような立場であっても、そのキャラクターにとって救いとなるものは、

真の救済に当たるものは、神に感じられます。

もちろん、お互いの立場によっては、それは、悪魔にも見えるものです。

しかしお互いを神と悪魔に分けてしまうと美しい人は、見えなくなります。

美しい人の母親にとっては、救済であり、神であっても、美しい人に

とっては、自分自身の生き方を拘束する塔のカードでした。

何故なら、美しい人の母親の無意識側に美しい人は、亡くなってしまう年

まで生きていたとも言えるからです。

言い方を変えれば、美しい人は、可能な限り母親を大切に思っていたと

読んでいます。

しかし、美しい人は、自分自身が人並みに自由になるために(人権を

取り返すために)、美しい人を消した側から解放されるためには、

美しい人の母親の無意識側(美しい人を捧げた側)から逃れることを

選択しました。

それぞれを深掘りしませんが、最低でも、このような三つの塔が破壊された

と読むことが出来ます。

逆位置ですから、このままでは、それぞれに先がないと読むことが出来ます。

このような状態が、どうなっていくのか、読めるのが、このタロット占いの

中心となる2枚目のカードです。

2枚目のカード

ワンドの5の逆位置

2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。

ワンドの5のカードですから、1枚目のカードで読んだ意思が主張し合う

状態になります。

ここで注目したいのが、ワンドの5のカードが逆位置であることです。

自分自身の主張を通すには、誰かと誰かが組む必要があります。

美しい人を捧げた側と美しい人の母親が、組んだからこそ美しい人は、

父親の息子である自分自身を見出し、改姓を行ったと読むことが出来ます。

「美しい人を捧げた側と美しい人の母親が組んだ」これがワンドの5の

逆位置です。

「美しい人を捧げた側と美しい人の母親が組んだ」状態が、この

タロット占いの主体である2枚目のカードになります。

しかし、ここで注意して欲しいことがあります。

美しい人の母親にとって、美しい人は、美しい人の母親の無意識側に

含まれる存在だということです。

美しい人が見た搾取される子供たちと真っ赤な世界の原型

というカードに美しい人の母親の無意識側である太陽の正位置について

解説を書いています。

つまり、美しい人は、美しい人の母親の中から、まだ出ていない状態

だったのですから、美しい人の母親が美しい人を捧げた側と合意した

ことについて逃れる余地は、なかったと読みました。

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3枚目のカード

コインのペイジの逆位置

3枚目のカードは、2枚目のカードの先の状態を表しています。

コインのペイジは、見習い的な立場ですから正位置であれば、コツコツと

頑張りますが、逆位置ですから、そのような努力をせずに成果を

得ようとします。

美しい人は、黒王子として、美しい人を捧げた側の希望として

美しい人の母親の無意識側から生まれ直す予定でしたが、美しい人は、

自分自身が父親の息子であることに目覚めてしまいました。

そして黒王子として生まれることを拒否し続けました。

しかし気が付くと美しい人の周囲は、美しい人の母親の子宮の中のような

真っ赤な世界でした。

もちろんですが、これは、精神世界の比喩であり、それが具体化したものが

104マです。

美しい人は、そこで自分自身がどのような世界にいるのか、完全に理解した

からこそ、改姓し独立を目指しました。

美しい人が愛した国は、もうほぼ全てが104マ化していることを知ったからです。

104マは、理想郷です。

秘密基地と言う人もいるかも知れません。

そのように悪魔の愛をエッセンスだけが抽出された場でなくても。美しい人を

捧げた側も日常的に愛が必要ですから、全国各地に、そのような愛を摂取

出来るポイントを作り上げていることを美しい人は、理解していました。

美しい人の母親の無意識側を拡大する努力を担っていたのは、美しい人ですから

美しい人が亡くなってしまっては、計算高く振る舞うしか(コインのペイジの

逆位置)、より高みに上ることは、不可能になります。

美しい人を捧げた側に最後に捧げられるものは、美しい人の骨だと読みました。

4枚目のカード

節制の逆位置

4枚目は、美しい人を捧げた側の対策カードになります。

塔のカードの逆位置に依る破壊から生まれ変わった存在(節制のカード)が

美しい人の骨格標本です。

美しい人を捧げた側の世界(美しい人の母親の無意識側を育てた世界)で

生まれ変わる(節制のカード)という教え(対策)だと読みました。

美しい人を消した側は、その実務的なお手伝いをしたという立場でしょうし

当然、利害は、一致するでしょう。

5枚目のカード

コインの2の逆位置

5枚目のカードは、美しい人の母親の本音部分を表しています。

躁鬱状態で疲れる(コインの2の逆位置)と読みました。

6枚目のカード

ソードの7の正位置

6枚目のカードは、美しい人を捧げた側の本音部分を表しています。

ソードの7のカードですから、ある意味で美しい人の母親を

裏切ったのかも知れません。

「7」ですから、何らかの価値観の落差があります。

この落差は、美しい人と美しい人の母親の無意識側のものでもあります。

現象としては、捧げれば良いことがあるという教えを示したのでしょう。

美しい人の母親は、せっかく拡大してきた自分自身の無意識側の世界が

縮小することは、耐えられないことでしょう。

加えて美しい人が亡くなった以上、美しい人の母親の無意識側の世界を

拡大してくれる存在は、もう現れないという絶望もあるでしょう。

お骨を差し出せば、云々(良いことがある)と言われれば、どうでしょうか。

7枚目のカード

コインの1の逆位置

7枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。

美しい人の母親の無意識側は、何かが不足している(コインの1の逆位置)

と感じていると読みました。

今の美しい人のソードのクイーン(光)へ

どのような立場の人にとっても自分自身の救いとなるような存在は、

神のように感じられます。

しかし立場が異なれば、それを悪魔と呼ぶ場合もあるかも知れません。

生贄を捧げる行為は、愛です。

神に捧げることは、捧げられた存在にとっても栄誉でしょう。

少なくとも、そういう解釈を教えられるでしょう。

他者の犠牲を救いとする神(悪魔)は、生贄が癒しであり、生贄を捧げることが

愛の証になるでしょう。

美しい人もアナ雪も第一子ですから、余計に尊いのでしょう。

これが愛なのか?と尋ねたり、考えたりするのは、止めて下さい。

それぞれをそのような視点で理解する時に、美しい人の事件は、クリアに

見えてきます。

美しい人を消した側は、美しい人を捧げた側の神(悪魔)を信じています。

この神(悪魔)は、子供を捧げることを求めるのです。

鬼子母神と同じ構造ですから、別段、特異なことではないと思います。

他人の子を食らう罪を諭す存在が抜け落ちているからこそ、そこに富や

快楽原理で置き替えてしまうのかも知れません。

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