第４ハウスは、美しい人の失敗や挫折をした時に心の支えとなる
ものを表しています。
美しい人の第４ハウスのカスプは、サビアン度数牡羊座２０度です。
サビアン名は、「冬に鳥に餌をやる若い少女」です。
自分自身の精神を向上させるためにコツコツと努力を続けて、次第に
強い内面が養われ、自立した人格を身につけていきます。
このようなタイプの人は、周囲から孤立しても培った強さを
失うことは、ありませんし、それどころか、同じように孤立し
苦しんでいる人を助けようとします。
これだけ強いのに、とても穏やかな人物に成長していきます。
１枚目のカード
審判の正位置
１枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。
美しい人は、何らかの理由で広い視野を持つことを強制された
(審判の正位置)と読むことが出来ます。
両親の離婚なのか、幼い頃から大人の環境で働いていたかは、
分かりません。
もっと後で、あり得ない体験をしたことも加わっているのかも
知れません。
２枚目のカード
吊られた男の正位置
２枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
１枚目のカードの結果、何らかの環境に拘束されることで
精神面だけが自由だったと読むことが出来ます。
３枚目のカード
コインの４の逆位置
３枚目のカードは、２枚目のカードの先の状態を表しています。
美しい人は、２枚目の活発な精神活動を行うことで、自分自身の
居場所を作り出していたと読むことが出来ます。
４枚目のカード
ワンドのペイジの正位置
４枚目は、美しい人の対策カードになります。
美しい人は、立場の上の人を味方に付けること(ワンドのペイジの
正位置)が対策内容になります。
しかし、実際の美しい人は、上司に恵まれませんでした。
もしかしたら誕生に関わった人やある親にも恵まれなかった
と読みました。
５枚目のカード
ソードの６の逆位置
５枚目のカードは、美しい人の上司や親、美しい人を消した側の
本音部分を表しています。
美しい人がいなければ利益が上がらない(ソードの６の逆位置)
と読みました。
６枚目のカード
ワンドの７の正位置
６枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。
どんな難しい状況でも受けて立つ(ワンドの７の正位置)と読むことが
出来ますが、自由になれるのであれば、というニュアンス(約束)も
あったでしょう。
７枚目のカード
コインの１０の正位置
７枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
美しい人は、本来、成功出来るはずだった(コインの１０の正位置)
と読むことが出来ます。
このタロット占いの中心となる２枚目のカードと併せて読むと
美しい人の身動き出来なかった状態(吊られた男の正位置)は、自分自身の
立場を捨てなければ成功は、つかめない(コインの１０の正位置)
と読むことが出来ます。
今の美しい人のソードのクイーン(光)へ
美しい人は、独立出来れば成功出来たと読むことが出来ました。