分裂しそうな自我でも能力全開で生きる方法

「分裂しそうな自我でも能力全開で生きる方法」という内容を

水星と冥王星のコンジャンクションを通して解説しています。

水星と冥王星のコンジャンクションは、深い探求力を

表すアスペクトですが、ホロスコープ全体を読むと、

その活かし方のポイントも人それぞれです。

仮に全く同じホロスコープがあったとしても親を初めとする

周囲から与えられる影響が異なりますから、それぞれの

取捨選択を重ねていくでしょう。

この時に大きな違いを生み出すポイントは、やはり太陽の

働きです。

水星に冥王星がコンジャンクションすることで、非常に偏った

方向性に知性が向かっていくことは、容易に想像出来ます。

これを自分自身の太陽自我だけでバランスを取ることは、

かなり難しいことです。

太陽の力で自分自身のキャラクターをまとめあげていかないと

精神的に分裂を起こしかねない可能性があるのが水星と冥王星の

コンジャンクションと言う言い方も出来るのです。

分裂する自我という状態は、個人に非常に苦しい気持ちを味わう

ことを強要します。

ですから、このアスペクトの持ち主は、自分自身のキャラクター

(自我)をまとめてくれそうな趣味、生き方、思想信条等に強く

惹かれます。

そして、その対象に向かって果てしなく追及していきます。

それでも四六時中、ポジティブに努力し続けることは、無理です。

では、どうすれば楽になれるのか?

癒されるのか?

とても強引な自我の持ち主と言ったら表現がおかしいかも知れませんが、

気の合うことが前提ですが、自分自身の正しさを疑うことがないような、

自分自身の欲望を何の疑問もなく肯定出来るような仲間に囲まれて

生きることです。

それは、家族でも仕事仲間でも思想信条を共にする仲間でも構いません。

そのような家族や仲間に囲まれて利益を共有していくならば、

水星と冥王星のコンジャンクションの果てしない探求心を最大限に

活かすことが出来ます。

今回は、水星と冥王星のコンジャンクションを通して書きましたが、

その他のアスペクトや天体や感受点の配置で分裂的な状態にあっても

他の自我から補強してもらうことは、基本的に同じです。

もちろん、ギブアンドテイクを心がける必要がなります。

しかし、それは、取引ではなく共に成長する、共に楽しむという

共感する姿勢と考えれば、そう難しいことでは、ありません。

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