第12ハウスの金星火星のコンジャンクションと異性の夢

第12ハウスは、無意識や見えない部分、見え難い部分、

非日常的な要素を表します。

そこに金星があると不倫と読んだりするのは、見え難い

ところでの恋愛と解釈するからです。

人によっては、第三者から見たら恋愛?と言うような

お付き合いの仕方をする場合もありますし、場合によっては、

かなり高齢な方と清い交際をされたり、文通のみ等、

場合によっては、相手側は、交際しているつもりは、

ないのでは?と言う場合もあります。

このような感じになり易いのは、第12ハウスにある

天体が何であれ、それに現実的に取り組むこと(具体的な

相手や趣味、仕事、遊び、恋愛等々)は、絶対に一致しない

からです。

これは、ある種の絶望ですが、努力を重ねれば、具体的な何かを

通して自分自身の第12ハウス的な要素にコンスタントに

アクセス出来るようになります。

さて、問題の第12ハウスの金星と火星のコンジャンクション

ですが、単なる恋愛と言うよりも、直接的な男女関係を希求する

と読むことが出来ます。

しかし、そのような部分に第12ハウス的な幻想を被せて

いくことは、かなり難しいのでは、ないでしょうか?

このようなタイプの人で、行為をすることで特別な集中力が

増すという傾向が生じる場合がありますが、実際にそのような

相手を得るには、それなりの人数をこなす必要があります。

それに仮に、そのような相手と出会っても、それが愛かと

言われれば、また別の問題です。

このように実際にアプローチしない場合は、無意識側(第12ハウス

側)から、イマジネーション部分だけが意識に流れて来ても、決して

不思議では、ありません。

第12ハウスに月がある場合は、実際の母親とは、異なる母親

みたいな存在を夢に見たり、心霊的な現象に投影することがあります。

金星や火星が水瓶座であれば、匂いの中にそのような感情を

再現するかも知れません。

このようなタイプの人は、コンジャンクションを作っているサイン

(星座)をしっかりと読むと、自分自身のイマジネーション部分の

扱い方のヒントが得られるかも知れません。

無意識側は、こうすれば、こうなると言った世界ではないので、

杓子定規になると、完全に意味不明になりますから、ふわっと

いく必要がありますが、そうなると日常生活でぼんやりとした人に

なってしまうので、それも善し悪しです。

ただ第12ハウスに天体がある人は、このようなイマジネーションと

しっかりと繋がるとかなりの味方になりますし、これを諦めると

生きるモチベーションが下がるので要注意です。

夢は、どのように無意識側とコミュニケーションするのかのヒントに

過ぎないものです。

現実面で成長すれば、夢も変わります。

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