幸せの更なる拡大を望むアスペクトが報われるためのポイント(木天合)

木星と天王星がコンジャンクションについて書いています。

重要な前提

先ず、木星も天王星も世代的な天体であり、ある人が、

木星と土星のコンジャンクションを持っていた場合、少なくとも

同じ年に生まれた多く人が持っていることになります。

木星も天王星も可能性としては、一生の間で12星座を経験

することは、可能ですが、天王星に至っては、それは、1度限り

ですから、それなりにインパクトのあるアスペクト解説が

されていると思いますが、同年代の方は、みんな持っていると

考えると、そのアスペクト解説は、世代的な特徴と言えるものです。

では、個人的な特徴に反映されないのか?と言われれば、世代的な

個性であっても、大勢の人が同じ傾向を持つから新しい時代の潮流を

作ることが出来ると言うことが出来ます。

ですから、木星も天王星のコンジャンクションと公転周期の小さな

天体がどのようなアスペクトを作っているか?とか、何ハウスで

それがあるか?と言うことが大切になってきます。

前提に関しては、一応これで終わります。

木星は、社会からもたらされる幸運ですが、簡単に言えば、その人に

とっての幸運です。

ですから、木星のサイン(星座)が象徴する何らかの幸運を受け取り易く

なります。

木星のサイン(星座)の象徴全般にならずに、ある程度限定されるのは、

ハウスや他の天体とのアスペクトに影響を受けることから生じます。

そして、もう一つは、土星の影響を受けます。

木星のサイン(星座)が表す幸せの内容を土星が表す内容が制限を

与えるのです。

土星の性質が木星の性質に規制をかけることで、無軌道に拡大しようと

する傾向に対して自分なりに制限を加えるのです。

天王星が、木星にコンジャンクションすることで、この制限が弱くなり

木星の性質(幸せ)を過剰に望む状態になります。

土星は、自分自身を守る自前のルールですから、それを破ってまで

幸せを得ても誰も責任を取ってくれるわけでもないのに、木星に

天王星がコンジャンクションすることで、変革していくことに

大きな期待を抱くようになります。

これが、明るい展望を描くことで発展性を生むのか、土星に従うべきか、

自分自身の意思を貫くか迷いながら前進する過程で、落とし穴に

はまるような体験をするか、木星と天王星のコンジャンクションは、

両方の可能性を持ちます。

sponsored link



木星と天王星のコンジャンクションが、パラレルしている場合

赤緯占星術(パラレル、コントラパラレル)について

このような傾向が更に強くなる場合が、赤緯占星術でパラレルになったり、

コントラパラレルになる場合です。

仮に木星と天王星が、パラレルになった場合は、コンジャンクションと

似たような状態になります。

以下は、ある年のある10月の木星と天王星の位置データになります。

⽊星 i 9º 3’53” 3 11′ 1″ 0º27’41”N 21º21’21” S

天王星 i 6º37’12” 3 2’50” 0º 4′ 4″ N 21º21′ 2″ S

北緯で、木星と天王星がパラレルになっています。

北緯で出来るパラレル(コンジャンクション)ですから、その人の信念

みたいなものを表しています。

厳密には、信念では、ありません、

タロットカードで例えると、ワンドやソードのカードみたいなものです。

ですから、南緯は、カップやコインのカードみたいなものです。

木星と天王星がパラレルであると、革新的な成長を夢見て目標を

追いかけていくと解釈出来る部分もあると言えるでしょう。

繰り返しになりますが、問題は、これが、どのハウスにあるのか?

どのようなアスペクトを作っているのか?で、その中身は、かなり

変わってきます。

尚、このアスペクトは、異なるサイン(星座)の組み合わせのパラレルや

コントラパラレルの方が強力に働きますし、23.26°を超えた場合は、

アウト・オブ・バウンズ(例外度数あり)と呼ばれ、更に強い働きを持ちます。

幸せの更なる拡大を望むアスペクトが報われるためのポイント

普通のコンジャンクションでも、ハードアスペクト部分と

ソフトアスペクト部分を含むと言われたりしますが、自分自身で

ハウスや他の天体とのアスペクトの性質をしっかりと調整して

ギクシャクさせないことが大切です。

一般的には、変革の勢いが強くなり過ぎると私生活の混乱は、

免れないでしょう。

強くなり過ぎた天王星が、それまでのルールを変更しようと

するからです。

sponsored link
error: Content is protected !!