多く人の独立と異なり、美しい人が命を奪われた理由(第11ハウス冥王星蠍座)

この美しい人の記事は、カードについてアップしていませんが、

これまでに読んできた複数のセットを意識しながら、ホロスコープを

併せて読見直しています。

以前蠍座の記事で以下のように書きました。

「蠍座は、乗り越えるべきことに対しては、やってはいけない

ようなことでも実行に移すことが可能です。

もちろんそれが闇雲の自分自身の欲望のためであれば

様々な意味でアウトですが、誰かのために本当にそれを

行うことが必要であればという基準が働きます。

そう言った意味では蠍座の力はナチュラルなものでは

ありません。

ある意味で人造的です。」と書きました。

美しい人は、第11ハウスに冥王星(蠍座)がありますから、

自分自身と異なる理想を持つ相手を受け入れることが出来ません。

しかも、美しい人の第11ハウスの冥王星は、蠍座の冥王星です。

少し突っ込んだことを言えば、美しい人は、神の拳(トールハンマー)

という複合アスペクトを持っていて、自分自身の正義を妥協

し難い傾向を強く持っています。

牡羊座と蠍座の記事には、以下のようなことも書きました。

「蠍座が本気になれば牡羊座(美しい人の太陽)の性質を

変えてしまいます。

しかし牡羊座は、誰よりもナチュラルでいたいので

蠍座は何となく怖い存在です。

うっかり親しくなって自分自身を変えられたら困るのです。

自由な牡羊座にとっては、自分自身の自由の根源をコントロール

されることになります。

きつい言い方をすると支配される感覚です。

ですから牡羊座は、本能的に蠍座から逃げていきます。

しかしこの恐怖心を乗り越えて結ばれると牡羊座の自由な

エネルギーと自分自身が気に入った対象(人や物)に深く

コミットしていく蠍座のエネルギーが全方位に充満するような

感じになります。」

美しい人は、友人関係(冥王星蠍座)を通して、以上のような

影響を受けたとも言えるのです。

簡単に言えば、裏切られた(第11ハウス冥王星)と言うことです。

しかし、美しい人が、この冥王星蠍座(第11ハウス)の性質が

持つ性質をコントロールして使えば、美しい人と相入れない

価値に対して黙っていたと言うことは、あり得ないと

読むことが出来ます。

第10ハウスに冥王星がある人は、極端に社会的地位に対して

渇望しますが、だからこそ何もしないという人もけっこういます。

一度も正社員にならない場合もあります。

ホロスコープ全体の関係性によりますが、最初から高い地位を

意識し過ぎて、低い地位を馬鹿にするような傾向が生まれることで

下積みに入れないのです(誰でも最初は、ヒラなのに)。

美しい人の第11ハウスの蠍座の冥王星は、ホロスコープ全体と

併せて読むと何も対抗しなかったと考えることは、難しい側面が

あります。

美しい人の違和感のタロット占いで読んだカードの内容に対して

何も動かなかったとは、考えられません。

言い方を変えれば、動いたからこそ、単なる冷遇が開始された

だけではなく、一直線に死に向かっていると言われる事態になった

と読むことが出来ます。

やはり、美しい人は、どこかで虎の尾を踏んだようです。

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