三浦春馬さんのキロンは、蟹座です。
蟹座のキロンを簡単に言えば、自分自身の居場所を得るために
傷ついた経験があると読むことが出来ます。
キロンは、公転周期が長い小惑星なのでキロンが表す心の傷を
克服するには、長い期間が必要になります。
ですから、三浦春馬さんは、幼少期から自分自身の居場所を
得るために、多くのエネルギーを割いてきたと読むことが出来ます。
三浦春馬さんのキロンは、第７ハウスにありますから、幼少期から
人間関係で傷つく経験が発生し易いと読むことが出来ます。
家庭で心の傷が発生し易いのは、第４ハウスにあるキロンですから、
蟹座のキロンと併せて読むと三浦春馬さんは、幼少期に社会の中で
自分自身の居場所を得るために、かなり心労を背負ったと言えます。
普通の言葉であれば、スクールカーストで苦労するパターンが
考えられます。
三浦春馬さんのホロスコープ全体を読むと他人に本心を明かし難い
傾向が強いですから(一般的な表現で言えば「人見知り」)、一般的な
意味で自分自身の居場所を獲得することに苦労すると言うよりも、
自分自身の内面をきっちりと反映させることに腐心されたのかも
知れません。
このような感じ方は、子供社会であれば、周囲と同等のレベルですから、
それを実現することは、容易いかも知れませんが、三浦春馬さんのように
大人社会の中で、しかも仕事の環境で、それを行うのは、恐ろしいほどの
実力が必要になります。
趣味の世界で自分自身の世界を構築することと、成果を求められる仕事に
それを反映させることは、まったく異なります。
しかし、子供であればあるほど、そのような性質を発揮することに
躍起になります。
大人になれば、自分自身の居場所(キロン蟹座)問題であっても、どこかで
自分なりに割り切ることで楽が出来ますが、蟹座のキロンが第７ハウス
(しかも仕事)にあるという状況は、恐ろしく難しいハードル設定でしょう。
三浦春馬さんは、他人に負けたくないと思っていたかも知れません。
しかし、それは、自分自身の居場所を守りたいという気持ちの裏返し
だったのかも知れません。
このような気持ちは、海外にも向けられていったのでしょう。