１枚目のカード
カップの４の逆位置
１枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。
「４」からの「５」ですから、何かしら、しっかりとした形を
求めて(「４」)旅をしていた(創造性の「５」)のかも知れません。
カップの４のカードは、より大きな何かに繋がるために、自分自身の
動きを止めようとします。
しかし、逆位置ですから、本当は、止まりたくは、なかった
のかも知れません。
だからこそ、日本を２周、３周とされていたのかも知れません。
しかし、何らかの限界を感じていた(カップの４の逆位置)
のかも知れません。
カップの４のカードの正位置(より大きな存在、これを救済と
感じていたのかも知れません)に繋がりたくて、その資格みたいな
ものを探していたのかも知れません。
何らかの救済に繋がるような扉を探していたのかも知れません。
２枚目のカード
ワンドのペイジの正位置
２枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
希望みたいなものを探している間は、救済みたいなものを
探している間は、精いっぱい輝いていた(ワンドのペイジの
正位置)のでしょう。
３枚目のカード
ソードの５の正位置
３枚目のカードは、２枚目のカードの先の状態を表しています。
ソードのカードは、風の元素ですから、感情で判断するのではなく、
理性的に決めます。
しかもソードの５のカードですから、決めたことに従って、そのまま
身を投じたと読みました。
この時期までにとか、今回の旅で何も見つからなければ、生きることを
やめるとか、決めて、それを貫いた(ソードの５の正位置)と読みました。
生きていたくなかった、わけではなくて、自分自身の決めたことに
ただ忠実に従ったのだと読みました(ソードの５の正位置)。
自分自身という他者に対して、「それでは、可愛そう」とか、
そのような心の言葉を遮って、意思を通した(ソードの５の正位置)
と言うことだと読みました。
言い方を変えれば、本当に死にたかった訳ではなく、自分自身の
決めた期限が来てしまったと言うことでしょう。
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４枚目のカード
運命の輪の逆位置
４枚目は、ツーリングの後に身を投げた方の対策カードになります。
自分自身が抱えている根本的な問題を克服したい(運命の輪の逆位置)
と読みました。
何かしら期限(運命の輪のカード)を決めていたのかも知れませんが、
運命の輪の逆位置ですから、あともう一回、旅に出たら、何かが
変わっていたかも知れません。
少なくとも可能性があります(運命の輪のカード)。
もちろん、そうでないかも知れません。
運命の輪の逆位置ですから、異なるタイミングや方法で、もう一度
トライすることが対策内容になります。
５枚目のカード
カップのナイトの逆位置
５枚目のカードは、ツーリングの後に身を投げた方の深層心理を
表しています。
この気持ちは、自分自身の決めたことを守るために耳を貸さなかった
気持ちと言う意味になります。
カップのナイトのカードですから、本当は、大きな夢があったのかも
知れません。
しかし、逆位置ですから、嫌な思いは、もうしたくない(カップの
ナイトの逆位置)と思っていたのかも知れません。
逆位置を過剰として読むならば、もっとやりたいことあった(カップの
ナイトの逆位置)と読むことが出来ます。
６枚目のカード
愚者の正位置
６枚目のカードは、意識の上の本音部分を表しています。
この愚者のカードは、様々な読み方が出来ますが、自由になりたかった
(愚者の正位置)のかも知れません。
ツーリングという自由の感覚をその後の暮らしの中で続けていく方法を
探していたのかも知れませんし、ツーリングという自由から、もう離れて
しまうしかないことを拒否したのかも知れません。
ここまでカードを読んでくると、後者だと感じます。
もう自由(愚者の正位置)に留まることが出来ないという絶望を感じていた
と読みました。
７枚目のカード
戦車の正位置
７枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
戦車のカードは、正位置ですから、とてもポジティブなものです。
いつまでも旅をしていたかった(戦車の正位置)と読みました。
しかし、それを無理だと判断したからこそ(３枚目のソードの５の正位置)、
ダムから身を投げたのかも知れません。
６枚目の愚者のカードが意味する異なる世界に、留まる方法を
探していたのかも知れません。
しかし、自分自身の決めた期限までに、その方法が見つからなかった
のかも知れません。