損得ではなく苦しい時に頼るべきタイプと月星座の関係

逃げ道のない月を育てる」という記事に以下の

ように書いたことがあります。

「個人はその受け皿に溜まったイメージを

育てていく必要があります。

単純にこのイメージの受け皿になってしまうと、

精神的な安定を失ってそれを体で支えようとします。

受け取ったイメージを自分で育てていくことは、

非常に面倒な作業かも知れません。

これをあらゆる理由を付けて怠ることは出来ますが、

逃げ道はありません。

能動的に形にしていかなければ、発展的でない方向に

向かって漏れだしていきます。

自分の意思に反して止められない習慣、恋愛、

人間関係、仕事等々色々あるでしょうが、

月が受け取ったものを自ら発展させていくことを

怠ると、その分だけコントロール不能に

なるのです。」

あまりにも収集がつかなくなった場合は、

誰かの心を借りるのも必要かも知れません。

月は受け取るだけではなく、行動の起点でもありますから、

不安定なままでは、何も出来なくなります。

イメージは、受け取るだけではなく

適切に吐き出し続けないといけません。

混乱は不安を増幅させます。

誰かに話すことで、少しでも手放して心を整理する

必要があるのです。

いつも自力で、月を安定させることを書きますが、

他力を能動的に頼ることも大切です。

事故のようになって受動的に他力に依存せざる

を得ない状態よりも、能動的に誰かを頼ることは

まだ回復し易い状態です。

誰に頼れば良いのか相談するという段階もあります。

自分一人で無理と思っても、まだまだ踏める

ステップは、幾つもあります。

自分なりに能動的に考えられる余地を

常にキープするために、祈ったり、感謝したり

好きなことをするという段階もあるのです。

それらは、より正しい他力と出会うために必要な

ステップでもあります。

これは、自分自身に相応しい出会いを招くことと同じです。

もし、相応しくないと感じているならば、試行錯誤

しながら、自分自身の信念や信条を自分自身に対して

明らかにするだけです。

これは、タロット占いで言えば、ソードの8のカードの

段階ですが、その結果、引き寄せられるソードの9や10の

状態が満足出来るものになります。

個人の信念が全方位から肯定されることがないことが

理解出来るからです。

信念を貫いて不利益を被ることは、御免だと思えば、

カップのカードやコインのカードを大切にすれば良いだけです。

カップやコインのカードが表す内容は、他力になります。

月星座は、カップやコインのカードと親和性が高く、

ワンドやソードのカードを強調すると傷付き易くなります。

どのようなサイン(星座)であれ天体意識としての太陽は、

どちらかと言うと自立しようとする働きを持ちますから、

ワンドやソードのカードに近くなります。

月(星座)が表すような意識は、他者と結び付くためにあると

言うことが出来ます。

月の年齢域では、それが強制的に行われるのです。

そう言った意味では、大人になってからの月星座は、

自分自身に合った他力を表しているとも読めるものです。

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