ツーリングの後に身を投げた方のタロット占い-3

1枚目のカード

愚者の逆位置

1枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。

愚者のカードですから、ある特定の世界から飛び出したい(1枚目は、

動機のカード)と読むことが出来ますが、これを生きている世界から

飛び出したいと読むのは、早計でしょう。

傷付かない世界、悩まなくて良い世界に行きたいから、今、

生きている世界から飛び出したいと読んだ方がベターでしょう。

言い方を変えれば、これまで生きてきた世界では、傷付くことを

回避出来ないと言うことでしょう。

このタロット占いの中心となる2枚目のカードは、「2」のカード

ですから、今生きている世界を飛び出して、もう一度、選択を

やり直したい(2)と読むことが出来ます。

これだけだと、やはり、生きている世界から飛び出したいと

読みたくなりますが、この2は、ワンドのカードですから、

戦う意欲があったと読むことが出来ます。

ツーリングの後に身を投げた方は、楽しみだけで走っていた

のではなく、戦いの側面があった(ワンドのカード)と読むこと

が出来ます。

ワンドの2のカードは、自ら事を起こすカードですから、そのために

ツーリングに出かけていたと読むことが出来ます。

自分自身にとっての正解を見出す戦いです。

この正解の中身は、かなり複雑なものだったかも知れません。

様々なことを期待して走っていたと読むことが出来ます。

何故なら、愚者のカードは、特別なカードです。

それまでの世界を飛び出すという行為は、頻繁に行える

ことでは、ありません。

頻繁に愚者のカードが連続すると狂ってしまう可能性もあります。

もしかしたら必死に飛び出そうとしたから(愚者のカード)、

元に世界に変えられなくなったのかも知れません。

それくらいツーリングにかけたのかも知れません。

この愚者のカードは、逆位置ですから、ツーリングの状態からも

抜け出せなくなった自分自身に気付いたのかも知れません。

ツーリングの世界にずっと留まりたいと思ったとも読めますが、

そうであるならば、それはそれで良くないと感じた(愚者の逆位置)

と読むことが出来ます。

ツーリングという方法で、これ以上、世界を更新出来ない(愚者の

逆位置)と思ったのかも知れません。

2枚目のカード

ワンドの2の正位置

2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。

1枚目のカードが愚者の逆位置ですから、ツーリングという戦いを

通して自分自身が望むところまで到達出来なかったと読みましたが、

それでも、ツーリングが自分自身を変えるための戦い(ワンドの2の

正位置)だったと読むことが出来ます。

ワンドの2のカードは、意欲自体は、高いですから、決して

亡くなるために走っていたわけではないと読みました。

しかし太陽星座が山羊座の方ですから、ワンドの2のカードは、

わがままな行為と映っていた可能性があります。

それが期限を決めていた理由かも知れません。

言い方を変えれば、わがままな状態に自分自身をすることで

可能性を選択し直していた(愚者のカードからのワンドの2のカード)

と読むことが出来ます。

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3枚目のカード

ワンドの1の逆位置

3枚目のカードは、2枚目のカードの先の状態を表しています。

2枚目のカード解説の続きです。

1枚目から3枚目のカードは、時系列的に続いています。

偶然に何かが始まることを期待していた(ワンドの2のカード

からワンドの1のカード)と読むことが出来ます。

ワンドのカードですから、自分自身を少しわがままな状態にして

素晴らしい偶然を走りながら待ち続けたと読むことが出来ます。

言い方を変えれば、走りながら探していたと読むことが出来ます。

いつか自分自身を救う何かが見つかることを期待して走り続けた

と読むことが出来ます。

「走り続ければいつか見つかるいかも」という偶然(2→1)に

期待したと読むことが出来ますが、言い方を変えれば、それは、

時を重ねるほどに、期限が近づくほどに、いつまで走れば

見つかるのだろう?という疑心暗鬼な状態、迷いの状態に

なっていった(ワンドの1の逆位置)のかも知れません。

そして最後は、もう何も見つからないかも知れないと感じた

のかも知れません。

4枚目のカード

カップのクイーンの正位置

4枚目は、ツーリングの後に身を投げた方の対策カードになります。

カップのクイーンの正位置ですから傷付いてしまうことを

受け入れられないと読むことが出来ます。

対策内容としては、自分自身に合った環境を手に入れることになります。

それでも傷付くことを完全に回避することは、出来ません。

もしかしたら、そのような完全な状態を覗き込んでしまったのかも

知れません。

5枚目のカード

皇帝の逆位置

5枚目のカードは、本音部分を表しています。

友人や知り合いの成果みたいなものが気になる(皇帝の逆位置)

と読むことも出来ますし、自分自身に合った価値を押し広げていく

ことが出来ないかも知れない(皇帝の逆位置)という気持ちとして

読むことも出来るかも知れません。

皇帝のカードは、積極的な主張ですし、逆位置は滞る状態だけ

ではなく過剰な状態でもありますから、自分自身の主張が

通るような場(多くの場合は、社会でのポジション)を強く

求めていたと読むことが出来ます。

それが見出せなったという可能性もあります。

6枚目のカード

ソードの10の逆位置

6枚目のカードは、本音部分を表しています。

ツーリングしながら取捨選択した結果、新しい扉を見つけることが

出来なかった(ソードの10の逆位置)と読むことが出来ます。

ソードの10のカードは、簡単に言えば、取捨選択した結果を

受け入れると読むことが出来ます。

ソードのカードは、カップやコインのカードと対立しますから、

自分自身の判断や信念を感情や身体よりも優先すると

読むことが出来ます。

7枚目のカード

ソードの3の正位置

7枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。

何かを妥協して生産性を得ることに成功した(ソードの3の正位置)

と読むことが出来ます。

生きている間であれば、ある種の責任感を妥協したのかも知れません。

太陽星座を山羊座読みの場合ですが、そのような状態でツーリングは、

成功した(ソードの3の正位置)と読むことも出来ます。

このタロット占いの中心となる2枚目のワンドの2カードも

正位置ですし、7枚目のソードの3のカードも正位置です。

自分自身が描き切った目標は、果たせたと読めるかも知れません。

簡単に言えば、走ってみたいと思った場所は、全部走れた

のかも知れません。

このように読むと1枚目の動機のカードは、最初から愚者の逆位置

(最初からツーリングの成功だけが目的)だったのかも知れません。

言い方を変えれば、走っている時だけは、傷付くことを恐れずに

済んだのかも知れません。

最後まで読んで下さった方は、読み方の流れに矛盾を感じられた

と思いますが、敢えてどちらかに揃えませんでした。

何故なら、ツーリング中は、楽しいこともあったでしょうし、

このまま何も変わらないかも知れない、何も見つからないかも

知れないと言う日もあったと思うのです。

もちろん、これで全てが上手くいくと心底から感じた日も

あったと思います。

今回のカードで感じたのは、もっと時間が経過すればツーリングの

中に流れていた時間を愛おしく思うこともあっただろうと

言うことです。

その4は、こちらです。

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