何かしら生まれ変わりたい時に裏切られ難い部分

ホロスコープを使って生まれ変わろうとする時に、

気を付けたいことがあります。

一般的に良い働きをすると言われる

ソフトアスペクトは、上手くいって当然という

感覚を持ち易く、変化する時にそれが

上手くいかなければ、苦しい思いをします。

そして幸運に慣れている部分なだけに

意外と心理的なダメージが大きいのです。

ハードアスペクトは、日頃から望む状態が

得られ難いという厄介さがあります。

しかし、変な話ですが、葛藤馴れしている

部分があって、期待したものが手に入らない

状態に、ある意味で慣れています。

もっと言えば、最初から期待すらしていない

拗ねたような感じです。

ソフトアスペクトだけであれば、生まれ変わるような

変化をしたいどころか、変化そのものを望まないでしょう。

環境によっては、ハードアスペクトが生きる場合もあります。

自分が望む様な状況に移動するということは、このような

枠組みを緩くする段階があるのです。

天体のサビアンが初期度数であれば、物事を対立的に

捉え易いかも知れませんが、自分が信じていたその分け方

さえも、固定されたものではありません。

自分自身が生まれ変わるということは、それを取り巻く

状況も含めて変化させるのです。

これは、挫折や裏切りでもなく、周囲の人や環境の

異なる面が見え始めるだけです。

願いを叶えたいと強く望んだり、何かしら生まれ

変わりたいと焦る人は、それに伴う他の変化について、

ネガティブに感じる場合が多々あります。

自分に関係あると思うものだけを強く認識してしまうのです。

ですから可能な限り少しずつ取り組んだ方が、良いかも

知れません。

これは、別にゆっくりと進むということではなく、丁寧に

取り組むという意味です。

上手くいくこと、適性があることに関しては、人の感覚は、

細かく働きます。

あまり違いの分からないことは、どうでも良いことだと

言えますし、そこには可能性が少ないことを示すことが

多いものです。

最初から、繊細に感じられる分野は、何らかの適正が

あることを示しています。

細かい取り組みが苦にならなければ、手段として可能性が

あるでしょう。

気にならないことに関しては、壁や制限かも知れません。

動ない壁も無ければ、何かあれば簡単にガタガタに

なりますから、これはこれで大切な部分です。

自分自身にとっては、一定の信頼が出来る部分です。

良い意味で変化するということは、それらをおおよそでも、

認識出来ると効率が良くなります。

不安や落ち込みがかなり減ってくるからです。

裏切られる可能性が少ない壁みたいな部分は、キャラクター

部分では、土星ですし、ハウスでは、天体や感受点が

何もないところです。

どんな時でも、自分が存在する前提のような働きを

してくれるからです。

得意なことだけを頼りにすれば、必ず失敗します。

ピンチの時こそ普段は葛藤を感じているような要素が

頼りになります。

安定的に支えてくれるのは、壁のような部分です。

ここは計算に入れても、そうそう裏切られません。

ホロスコープ内に限らず、人間関係にも当てはまります。

自分の好きなことで成功するにしろ、好きな人と楽しく

暮らすつもりにしても、動かない壁は、頼りになる足場です。

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