孤独死と土星と冥王星のアスペクト

亡くなった時に氏名も分からず、遺体の

引き取り手もない場合、行政上、行旅死亡人

として事務処理されます。

日本の子供の出生率は、1、5人以下で

推移しています。

もし、このような状態で独身で亡くなれば

かなり多くの人が孤独死する可能性があります。

ある方が孤独死されましたが、最終的に

身内が引き取ることが出来ました。

しかし、一歩間違えば行旅死亡人になりかねません。

生年月日が判明したので、正午計算でホロスコープを

作ると、水瓶座土星と蟹座冥王星がインコンジャクト

を作っています。

孤独死になってしまったのは、水瓶座土星

という社会的ルールの観念に対して、蟹座の冥王星が、

水瓶座的な常識にとらわれない家族の在り方を

作るように働きかけた結果かも知れません。

遺族のお話を伺うと思想的な理由で反発して

若い頃に実家を飛び出したままだったそうです。

思想という表現は、亡くなった方の言い分を

そのように感じられたものであって

特別な思想というものではなく、土星と冥王星の

アスペクトの衝動を形にしようとしただけの

可能性もあります。

たまたま、それが上手くいかなかったという言い方も

出来るでしょう。

土星は、その人を守る最後の砦のようなもの

ですが、そこに冥王星が働きかけてくると

その砦の改変を行いたくなります。

インコンジャクトですから、土星と冥王星の

折り合いの付くポイントを探っていたのでしょうが

答えが出なかったのかも知れません。

土星は、現実的にその人を守る防波堤の

ようなものですから、それを改造しようとする

願望は、非日常的ですらあります。

自分自身のセーフティーネットを破壊する

ようなものです。

孤独死を招き易くなるかも知れません。

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