生きるスペースを生産する能力と第12ハウス

第12ハウスから何かしら、新しいエネルギーを

引き出すにしても、それがどのような「相」から

やって来たものなのかは、不明です。

何かに感動したり、大きなアクシデントに遭遇したり、

通常ではない感覚から、驚くようなイマジネーション

として引き出されることが一般的です。

アクシデントは、嫌ですから、新しいことにアンテナを

張ったり、何かに挑戦し続ける姿勢を通して、より良い

相(心の層)を引き出すことが無難です。

個人の努力は、ささやかですから、アクシデントが

引き出すようなものには、敵いませんが、アクシデントは、

誰だって嫌なはずです。

ですから、日々、小さなアタックをかけることが重要になります。

敢えてこれを言葉に置き換えると、この対象は、生きるスペースを

生産する能力になります。

睡眠、仕事、心身を保つための諸事、その他の野暮用等々、

そこから残る時間とエネルギーは、僅かなものです。

ですから、生きるスペースを生産する能力を育むには、幼児期から

含めて20年くらいかかります。

そして、自分自身がどのような生きるスペースを生産する能力を

身に付けてきたのか理解するには、更に10年くらいかかります。

この頃が丁度サターンリターンになります。

しかし、これは、最も順調に最速で成長した場合です。

もちろん、自分自身が身に付けてきた生きるスペースを生産する

能力を知らなくても身に付けた時点で機能していますから、

この力がきちんと働いている人は、辛いことがあっても

やがて乗り越えていきますし、そのようなことがなければ、

順調に物事が進んでいきます。

もし、今、生き辛い場合であっても、それは、様々な資質が

上手く結び付いていないだけです。

もちろん、自分自身の内面のコンディションと外側で起こる

事の影響との間に、しっかりとした境界線が出来るまでは、

生き辛さは、解消しません。

もっと言えば、境界線のクオリティーは、人それぞれですが、

境界線を破壊されるようなプレッシャーをかけられれば、

どんな人でも壊れてしまいます。

これは、残念なことではなく、当たり前のことですから、

自分自身に必要なレベルの境界線を築くことが出来れば、

不必要なプレッシャーは、相手にしないという判断が

必要になります。

この判断を他人に振り回される場合は、境界線が必要な

レベルに育っていません。

何が必要なのかは、ホロスコープが皆異なるように

本当に人それぞれです。

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ホロスコープは自分自身の内面を自由に

活動するツールとして使うともっとも有効に

働いてくれる可能性を秘めています。

この内面を更に掘り下げていくと

自分自身に中にあるファンタジーな部分、

魂の世界に繋がっていきます。

ここで言う魂は身体と繋がっているので

魂と身体の間には無数の糸みたいなものが

ありますから、純粋なスピリチュアルな

働きと比べると生きている人の魂の活動の

自由度はとても低いものになりますが、

それでも霊的な世界です。

自分とダイレクトに繋がる霊的な部分です。

このブログで頻繁に書いている第12ハウス的

世界に存在しています。

起きている間に活動するハウスを第1ハウスから

第11ハウスと言う言い方をすると、身体よりも自分の魂が

働く世界を第12ハウスと考えることも出来ます。

第12ハウスには、他人から見えない場所という現実的な

意味合いもありますが、魂と接する場所(宗教施設、祈る場所)

という現実の場所を含んだ上でですが、魂を浄化するという

霊的なアプローチを行う場も含みます。

生きるスペースを生産する能力とこのような場は、密接な関係が

あります。

この霊的なアプローチする場は、その人が本当に祈るような

気持ちであれば、どこでもありです。

逆に言えば宗教施設であっても本当に祈る気持ちがなければ、

魂を感じることは出来ないでしょう。

(生き辛い人ほど祈る気持ちは切実なものです。)

この第12ハウス的世界は自分の魂が働く場所とイメージします。

これを霊感で捉えるのではなく、ネイタルのホロスコープの

様々な感受点をキャラクター化してイメージの世界で

勝手に動いてもらいます。

別にこのような手順を踏まなくても自然に第12ハウスは、

その人の内面(内界)で働いています。

これを放置せず、霊能のような特殊な才能にも頼らず、

ホロスコープを利用して働き易くします。

身体側の自分が勝手に動くように、魂側の自分も勝手に動きます。

しかも現実の制約が無い分恐ろしく自由です。

制約が少ないということは恐ろしいことでもあるのですが、

これを前向きに利用する方法がネイタルのホロスコープの

様々な感受点のキャラクター化であり、生きるスペースを

生産する能力を具体化することでもあります。

太陽サイン(魂の国と主人公)だけでもイメージがしっかりと

してくると、それだけでもミラクルは起こり易くなります。

本当の人生では自分の中にある様々な天体や感受点感てを

生きることは、ほぼ無理です。

実際には使わないまま人生を終えるものも沢山あるでしょう。

自分自身の希望だけではなく、両親の影響を皮切りに、

様々な援助や制限の中で、まるで、すごろくのように

何かを選ばされるように一つのものに向かっていきます。

自分の中に無尽蔵な豊かさが眠っているのに

なかなか使う機会がありません。

社会がその人に求めることをこなすことで精一杯です。

第12ハウス的世界は寝ている間に見る夢のような世界

ですから、イメージするだけで知らない間に働いてくれます。

しかも現実側で頑張っている自分のために働いてくれています。

何らかのイマジネーションを得たら、それを映し出すのに

相応しい対象を見つけて、日々コツコツとアプローチを

繰り返すだけです。

現実の中でアプローチする対象が変わり易い人でも、本当に

生きるスペースを生産する能力がある人は、それに関する

同じイマジネーションを見ています。

言い方を変えれば、同じことや人との関係を10年、20年

継続して、努力やその人に裏切られたと感じる人は、自分自身の

イマジネーションを見ていなかった人です。

以下は、生きるスペースを生産する能力に関することですが、

イマジネーションではなく、天体や感受点のキャラクター化

について書いています。

良い成果を受け取ることが出来るようにするのが、ネイタルの

ホロスコープの天体や感受点のキャラクター化です。

太陽サインはその人にとって霊的世界の国ですから、

多くの感受点がそこで生き働いています。

それはつまり太陽サイン以外の感受点を個別に

感じられなくても(感じられると便利ですが)

国全体の動向として把握することも出来ます。

太陽サイン(星座)別のキャラクターを幾つか

作ってブログに書いてみるという方法を

取れば、占星術の知識を抜きにしても

楽しめるものになるかも知れません。

しかしそれは、多くの作家さんたちが、様々な

作品で自分の太陽サインを投影するような

格好でキャラクター化されています。

気になる方は好きな漫画や小説の作家の太陽の

サインやアスペクトを読んでみると、作品の中の

キャラクターやその世界観(この記事の中では国)に

見事に反映されています。

それは自分の中の霊的な部分をしっかりとイメージして

表現出来れば現実の富になることも示唆しています。

「愛はあると伝えたい」というブログタイトルに

していますが、どんな境遇に生まれ育ったとしても

自分の魂と仲良くすることが最もミラクルが

引き出し易く且つ安全で無料です。

これが無償の愛として機能する部分もあります。

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