生きるスペースを生産するための時間と水星星座

不安が高まって苦しくなったり、それから逃れる

ために無視するとどんなに寝ても時間だけが

過ぎていったり、ゲームや仕事にどれだけ

没頭しても時間だけが失われていくような

感じだけがする場合があります。

何故そのような感じ方になるかと言うと

充実感がないからです。

不安とオポジションになっているような充実感は、

「なんでだろう?」と素直に感じるような

好奇心と密接な関係があります。

水星のサインが人生を決める理由と使い方

という記事を書きましたが、占星術的には

好奇心の持ち方は水星と関わっています。

例として、太陽星座魚座と水星の組み合わせに

ついて上げておきます。

太陽星座が魚座で水星が魚座の場合

とても扱い方の難しい知性です。

難しい理由は具体的にどんな働きをする

という対象が無いからです。

水星山羊座が目的を達成する知性ならば

その対極にあるような個人的には

何も達成しようとしない知性です。

個人的に何かを成し遂げようとするよりも

あらゆる個性の隙間を埋めていくような

知性として働きます。

隙間を埋めていくような働きを生む方法

として具体的な形を取ることになりますが、

その形は何であっても構いません。

好きに知性を伸ばしていけば自然に

そのような働きになります。

具体的な成果が求められる環境は合わないので

環境の選択は慎重にして下さい。

太陽星座が魚座で水星が水瓶座の場合

何でもありの太陽魚座の世界にある種の構造

(水星水瓶座の秩序)を与える組み合わせです。

何でもありと書きましたが、このような

太陽と水星の組み合わせは太陽の働く現場

(ハウス)や水星の働く現場(ハウス)で

具体的な内容はかなり変わります。

どのような内容であっても山羊座的世界から

こぼれ落ちたものであることは確かです。

太陽星座が魚座で水星が牡羊座の場合

かなり特別な知性です。

自分に合うことなら不思議なくらい知性が

働きますが、合わないことは標準の水準を

切ることもしばしばあります。

何が何でも自分に合ったことを見つけましょう。

ここまでが、太陽魚座の場合の例です。

充実した時間を引き寄せるには自分らしい

好奇心が素直に湧き出す状態にしておくことです。

そして可能な限りその好奇心にアプローチ

してみることです。

中には詰まらない好奇心もあるでしょう。

しかしそのような理性的判断をせずに出来るだけ

拾っていくことで時間を引き寄せることが出来ます。

水星のタイプによってそれぞれの好奇心に対する

フィルターも色々ですが、何がどうという客観的な

問題ではなくあくまでも主観的な判断です。

共通して言えることは好奇心に優劣を付けずに

少しずつ満たしていくことです。

好奇心(水星)は時間と密接な関係があります。

自分らしい水星の働きを抑圧すると時間は

こぼれ落ちていきます。

時間が失われると人生は灰色になります。

この時間は、時計の時間ではなく、生きるスペースに

必要な時間です。

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