今回は、カードを割愛しています。
まとめだけです。
ツーリングの後に身を投げた方のタロット占い(新しい世界)は、
水の中の世界にいます。
それが比喩みたいなものなのか、何らかの記憶を引きずっているのかは、
分かりません。
水の中の世界は、水道が出る水のようなものではなく、ツーリングの
後に身を投げた方の輪郭(境界線)が失われたことにより感じられる
感触です。
ツーリングの後に身を投げた方の範囲が、決まらないことで、
ツーリングの後に身を投げた方は、内と外の区別がつかない状態に
なっています。
様々な言葉、言葉とも言えないノイズとしか表現のしようがない
意識の断片がツーリングの後に身を投げた方を通過していきます。
しかし、それらが、ツーリングの後に身を投げた方を満たしてくれる
時は、まだ良い方で様々な痛みみたいなものを感じないで済みます。
何も通過しない時間は、真っ暗で空っぽで、宙に張り付けにされている
ような寄る辺ない永遠を過ごしています。
そのような永遠を過ごしていると再び、ノイズのようなものが
ツーリングの後に身を投げた方を満たしていきます。
そのような時だけ、無くなったはずのツーリングの後に身を投げた方の
輪郭(境界線)を作り出してくれます。
ツーリングの後に身を投げた方は、もう自力で自分自身の輪郭(境界線)を
作ることが出来ません。
言い方を変えれば、ツーリングの後に身を投げた方は、自分自身の意思で
動くことが出来ない状態です。
ノイズのような何かが、ツーリングの後に身を投げた方を通過する時だけ、
少しずつどこかに運ばれていっている感じがします。
それは、誰かの意思なのか？
そうではないと思います。
単なる偶然なのか？
恐らく、そうだと思います。
ツーリングの後に身を投げた方は、様々な地下水路を運ばれながら、
相応しい泉のような場所で、輪郭(境界線)を再生するまでは、自分自身の
意思では動けないようです。
地下水路は、血管のようでもあり、神経のようでもあります。
ツーリングの後に身を投げた方が運ばれているわけではないと思います。
ツーリングの後に身を投げた方は、その水路の中から母親を見たかも
知れません。
血管や神経と比喩しましたが、ツーリングの後に身を投げた方の意識から
見たら、そこは、やはり地下水路なのです。
流れる水と左右の細い歩道があります。
左右の歩道は、一方通行であり、立ち止まることもよそ見をすることも
出来ず、ただ真っ直ぐ先を見詰めて歩くだけのところです。
そこは、恐らく、まだ生きている人専用の道です。
亡くなった方は、自分自身の意思で動けないので、地下の水路の中を
流されていきます。