離婚したくなる金星?サビアン度数水瓶座10度

金星は、受け身の愛情に関する天体です。

自分自身にとって心地良いことを感じることが役割であって

無理強いしたり、させたりするものでは、ありません。

当然、正解や不正解は、ありません。

何らかの条件に従わないと幸せになれないならば、

悪い意味で宗教になってしまいます。

ホロスコープのデザインは人それぞれです。

必ず自分らしい幸せの感受性が存在します。

もし自分らしい愛され方や楽しみが目覚めたら離婚したくなる

金星があるとしたら、どうでしょうか?

サビアン度数水瓶座10度は、「一時的だと証明される

人気」と言ったサビアン名になります。

簡単に言えば、どんな立場や役割に就くこともなく、

白紙の状態でいたいと望みます。

金星は、愛情関係において愛され方の好みを表しますが、

このような内容を持つ金星を持つと距離感がとても

重要になります。

水瓶座が個人天体で強く働く人は、ポジティブになってくると

全てをリセットしたくなる傾向がありますが、15度までは、

このような傾向が強くなりますし、今回取り上げている水瓶座の

10度は、そのような意識が確固たる状態になったタイミングです。

どこにも属さない存在だとアピールしたくなるサビアン度数水瓶座

10度を金星に持つと、所属先が決めつける役割やキャラクターから

離れたくなりますし、その結果、早急に判断すると、自分自身は、

離婚したいのでは?と思ってしまう場合もあります。

しかし、真実は、その役割や様々な所属先が与えるキャラクターと

距離を取ることで自分自身を白紙状態に戻したいという欲求です。

ましてや金星であれば、それほど深いものでは、ありません。

しかし日常的に満たされなければ、不満がどんどん蓄積します。

これを具体的な行動に移すと「失踪」という状態になります。

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この記事では、金星がサビアン度数水瓶座10度にあった場合に

ついて書いていますが、太陽や水星、火星にあっても失踪状態の

イメージが喚起され易くなります。

ある床屋のご主人は、数年間隔で失踪を繰り返し、お店は奥さんと

従業員(1名)だけで切り盛りする期間が長く、やがて家族が空中分解

してしまいました。

しかし、このようなニーズに善悪は、ありません。

適度な距離感が大切なだけです。

隠れ家を持っても良いでしょうし、まったく別人として、週の数時間を

過ごすという手段もあります。

お気付きかと思いますが、床屋さんは、奥さんや従業員と一日中一緒に

過ごすことになります。

サラリーマンであれば、早朝から深夜まで会社で過ごすことも出来ます。

つまり、適切に扱えば、決して無理難題な金星ではないと言うことです。

金星は、受け身の愛情を意味していますが、それがそのようなニーズを

積極的に持つのは、金星期であって、そこから離れれば離れるほど、

趣味等を通して金星の喜びを自家生産する割合が増えていかないと、

熟年離婚の原因になります。

これは、どんな金星でも同じです。

親切心に溢れたサビアン内容を持つ金星であっても、全てを受け身

(依存)で賄い続けたら、厄介な人になります。

子供が何歳になってもケアの対象にするかも知れません。

これは、これで大きなトラブルに発展することがあります。

少なくとも愛されたいから愛することの弊害が生じます。

サビアン度数水瓶座10度の金星の場合は、適切な失踪を行わなければ、

やがてやって来るトランジットの冥王星がコンジャンクションする時に

行方不明になってしまう可能性があります。

冥王星は、極端な作用を生むので、絶対に良い現象を起こすための

爆発力にしたい天体です。

トランジットの冥王星とコンジャンクション、スクエア、オポジション

と言ったアスペクトが出来る可能性があるホロスコープを持つ人は、

人生にミラクルを起こす機会が待っています。

願わくば、自分自身にとって美しい花火をあげたいものです。

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