生きるスペースを拡大するための創造性と現実的なリスクの関係

生きるスペースを拡大ための創造性と現実的なリスクの関係

について書いています。

生き辛い人や自分らしく楽しく生きたい人たちへ「愛はある」と伝えたい

という記事で「呪い」と言う言葉は、きついのでメタファーとして

「妖怪」という言葉を使いたいと思います、と書きました。

妖怪(自分自身の無意識部分)に関してスペースを確保してあげないと、

それが他の人の姿を通して迫って来ますとも書きました。

スペースを創ってあげるということ(創造的行為)は、ちゃんと祀って

あげている状態がベストになります。

自分自身の無意識部分を祀ってあげると言うことは、変な感じが

するかも知れませんが、これを完全に無視すると一般的な

言い方をすれば鬱っぽくなってしまいます。

逆に無意識側から何かしら良いものが引き出されることも

あるかも知れません。

少なくとも第12ハウスや第2ハウス、第4ハウス、第8ハウス等は、

見えない部分と繋がっていますし、第7ハウスという社会的な

繋がりにも、それは影響をする可能性があります。

どのような運気であっても、その無意識側の機嫌を大切に扱う

ことには、意味があります。

この妖怪(無意識側)は、満たされない月が醜く崩れた姿と言える

かも知れません。

月のサイン(星座)の性質は、安心感を得るために必要な

要素であって、それが満たされていれば、ふくよかな赤ん坊が

ニコニコしているような感じになります。

もし満たされた経験が無ければ、これを後天的に満たすことは

なかなか難しい面があります。

ある程度満たされた経験があっても、あまりにも合わない

環境に居続けて消耗していっても一時的に悪い意味で

妖怪のようになります。

月の妖怪化は、あくまでも一つの形であって他の天体の意識で

あっても妖怪化することもあります。

業として冥王星的なことに執着することもあります。

その人の中で自覚が難しい扱い難い意識の部分は、難しいニーズを

抱えていることがけっこうあるものです。

そのニーズを適切に満たすことは難しく、社会的に成功した人でも

安易に満たそうとして失敗することもあります。

難しいニーズは、真剣に取り組んでも簡単にはいきません。

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このような妖怪(無意識側)を何とか鎮めて祀ることをせずに、

この妖怪の欲望を満たすために他を犠牲にしようとするタイプ

の人もいます。

妖怪の欲望の種類によって犠牲者から引き出したい感情は、

異なります。

何故、特定の感情を引き出すのかと言えば、それこそが

不足している生々しい命みたいなものだからです。

それが引き出されれば満足感が得られるのです。

ですから外からの命令は、一つであってもそこに有象無象の

妖怪が集まって来て命(生きるエネルギー)を吸い取ろうとします。

弱っている人が更にその他の関係の無い人からも襲われ出すのは

そのような理屈になります。

幼い頃から特定の感情を親に提供するように躾られたタイプの

人は、常に同じようなタイプの妖怪に狙われ易くなります。

本来、感情はかなり自由に動くものです。

もっと言えば考えも変わります。

妖怪を鎮めるにしろ祀るにしろ重要な創造性は、不安によって

簡単にかき消されてしまいます。

そして簡単に誰かの考え方の真似をします。

誰かの感情に合わせてしまいます。

現象面としては言いなりになり易い状態ですが、創造性を

発揮出来ない状態であれば誰かの言いなりになったり

寄らば大樹の影みたいなことや長い物には巻かれろと言った

状態が安全安心に繋がります。

これはこれで社会的な安全装置として否定すべきことでは

ありませんし、実は創造性を発揮することは、楽しい人生に

とって大切ですが、社会的に大っぴらに行うことは、危険な

側面もあります。

ずるい言い方をすれば、自分自身の健全性が保たれるだけの

最低限の創造性が発揮出来れば良いのです。

それをつまらないと思うのであれば、自分自身が引き受けられる

リスクだけを背負うことです。

誰にでも許容範囲があります。

無意識側に顕在意識側が乗っ取られても病気です。

タロット占いえで言えば太陽のカードが逆位置の状態です。

もちろん他人より抜きん出て創造性を発揮出来れば、

それなりに豊かに楽しく生きられますが、その創造性と

社会的の価値との相性もありますから、必ずしも経済的な

利益に結び付くとは、限りません。

創造性を自発的に発揮することは、けっこう難しいことです。

だからこそ様々な世界観を通して観念的なものだけでも

動かしてみる価値はあるかも知れません。

実際に試行錯誤しても良いのですが、観念的な部分がそれまで

よりも、自由に動けていないと結局は同じことの繰り返しで

時間と経費だけがかかったということになります。

そのようなことがそれなりに出来るのは、比較的若い時だけ

かも知れません。

年齢を重ねるほどダメージが大きくなります。

もちろん実際に行動することで得られる生の経験もある程度

無いと、100パーセント観念的なものだけでは意味不明です。

妖怪の扱いは、本当にケースバイケースですから、それぞれに

対応することになります。

ちゃんとスペースを開けて鎮めて祀って、出来れば神様みたいな

働きをしてもらいたいものです。

少なくとも他人の命を吸って生きるような化け物にはしたくない

ものです。

自分が望む状態の良い部分は、神の使いであり、悪い部分は

化け物と言えるかも知れません。

祀る意識があれば、その境界線は、明確になります。

簡単に良い部分と悪い部分の混乱を避ける方法としては

一つで良いので大切に植物を育ててみて下さい。

植物は、適切な管理をすれば基本的にいくらでも増えます。

それくらい生きる力が強いものです。

自分自身のエネルギーを適切に向けることで、そこに

見えない境界線が出来ます。

直接、妖怪(無意識側)を扱わせて頂いた場合には、育てている

植物を一つ差し上げて守って頂きたいくらいです。

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