真面目なのに人間関係が上手くいかないタイプの人のホロスコープ

一見、大人しく真面目なタイプに見える人であっても、

第4ハウスのカスプが双子座の場合は、所属先(第4ハウス)

よりも双子座的な自由を優先します。

簡単に言えば、積極的であれ、消極的であれ、スタンドプレーを

行い易くなります。

第4ハウスが双子座の人であっても、個人的なキャラクターの

柱(太陽、月、土星)に地や水のサインがあると、積極的にスタンド

プレー等をせずに、所属先のルールに則って行動する人は、

大勢います。

しかし、このようなタイプの人でも対人関係は、しっくりと

こないことが、多々あるかも知れません。

何故なら双子座気質が強くなると自分自身に興味関心が

無いことに関しては、どうしても反応が薄くなる傾向が

生じるからです。

このような態度が積み重なっていくと対人関係が上手くいかなく

なることは、容易に想像することが出来ます。

しかし、それが悪いことかと言えば、決してそうではなく、

自分自身の好奇心に対して集中しても良い組織(帰属先)であれば、

何の問題もない資質です。

ただ一般的な日本の多くの組織は、周囲の人に多くの関心を払う人を

評価する傾向があるかも知れません。

言い方を変えれば、そうでないタイプの人は、良い人であっても

何らかの不利益を被り易くなる可能性があります。

このような第4ハウス双子座に木星があると、第4ハウス双子座の

基本的な傾向に更に拍車がかかります。

自分自身の関心事の中心にあるものだけにエネルギーを注ぐ傾向が

強くなるのです。

ですから属する組織そのものに純粋な関心を寄せることが出来れば、

評価されるだけではなく、才能も発揮し易くなります。

どのような配置であっても現実に反映される時には、光と影が

生じるものです。

今回の配置で、光を選び取るには、どうすれば良いのか?

双子座の支配星は、水星になります。

例えば、これが第1ハウスにあれば、本当の信頼関係を誰かと

築くことがポイントになります。

これは、家庭的に恵まれていれば、両親や祖父母言った存在との

関係性が良ければ、その代わりとなります。

しっかりした家庭、家系に代わりを求めるのです。

しかし、生き辛さを抱えるような場合は、先ず家庭的な運が

滞っていることが多々ありますから、そもそも、あり得ない

と言うか珍しいことになります。

そうなると、自分自身でしっかりとした家庭を築こうとします。

しっかりとという基準は、ひとそれぞれです。

少なくとも、自分自身が信頼出来る人的な環境を実現している

ものであれば、良いのです。

この配置であれば、好奇心に引きずられて根無し草みたいな状態に

なるリスクは、回避し易くなるかも知れませんが、自分自身が作った

家庭を命綱みたいな位置付けにしてしまうとパートナーが重荷になる

リスクが新たに発生することになります。

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