12ハウス別、願いを叶える火星の用い方

火星を使って具体的に願いを叶える方法に、

「この日本社会独特の暴力性と自分なりに

向き合って何らかの回答を持ち合わせていないと

個性(不完全な部分)を大切にして生きることは

出来ません。

それは個人レベルではその人の技です。

ここに自分なりの回答がない人は本当の願いを

叶えることは出来ません。」

「誰かに責任を押し付けてみんなで叩くようなこと」

に自分の暴力性を用いるからです。

暴力性を前向きに利用して個人的な願いを

叶えることと、みんなと一緒に使用することは

両立しません。」等々書きましたが。

同じ火星の能力を持っていても、どのように使うかで

個人的な願いが叶うかどうかは変わってきます。

何度か書いていますが、そこでは善悪は問題ではありません。

もし争えば、それぞれの善と悪があるでしょう。

自分の願いを叶えるために誰かに悪をなすことになるのか。

誰かに悪をなすとしたらその内容は何か。

それでもその願いを叶えようとするならば、なぜ、そのような

悪を容認出来るのか、ということを理解しないと、どこかで

失敗します。

なぜなら、誰かが願いを叶えることに対して様々な感情を

持って暴力性を行使しようとする人たちがいますが、

それら全てが正当とは言えないからです。

火星は日常的に使うことはない特別な天体です。

使いどころを間違うとただ消耗するだけでなく

トラブルやトラブルに近いものになります。

一人で行っても、無理に頑張ってかえって

失敗したりすることもあります。

しかし、現実の中で願いを叶える段階になると

火星を使わないわけにはいきません。

それぞれの人が自分にとって特別な利益を求めて

火星を使うチャンスを待っているとも言えます。

スポーツ選手のように何月何日に試合があって

そこで最大限のパフォーマンスが発揮出来れば良い

というわけでもありません。

火星を集団の暴力性に用いても個人の願いは

叶わないから、個人的な願いにちゃんと火星を

使っているかという点は大事なのですが、

上記したようにいつでもどこでも使えば良い

というのではないのが火星の難しいところです。

いつでもというタイミングは、本当に人それぞれで、

それが自分で感じられないということは、

はっきり言って頑張っていないということです。

問題になってくるのは、感じた時に準備が出来ていない、

力が足り無い勇気がない等々の問題です。

どのように用いるのかという問題は、火星のある

ハウスである程度傾向はつかめます。

しかし、火星は土星の目的に対して使われる割合が

多く、火星だけで使うことはまずありません。

意識が飛んでいれば別ですが、それは正常ではないので

割愛します。

第1ハウスに火星がある場合

自分自身の性格を前面に押し出すことで願いが叶います。

本能を生かすと言っても良いでしょう。

どのような内容をどのような加減で押し出すかは、サインや

火星の状況を汲み取って下さい。

第2ハウスに火星がある場合

自分を守ることで願いが叶います。

そのサインが表す内容を通して自分を守ることになります。

第2ハウスは金銭を稼ぐこととして言われますが、

稼ぐことで自分を守ると考えると幅が広がります。

自分を守る手段として考えても使い易いと思います。

第3ハウスに火星がある場合

自分自身を様々な面で動かすことに

情熱を傾けると願いが叶います。

どのように移動させるかというのは

サインもありますが、何ために

移動するのか目的を大切にして下さい。

移動自体を目的にするとテンションは

あがりますが、横道に反れます。

第4ハウスに火星がある場合

自分自身が最も気持ちが静かになる場所で

目的に取り組むことで願いが叶います。

もしくは、まず環境作りをしましょう。

第5ハウスに火星がある場合

シリアスにならずに常に遊び心を持って

取り組むと願いが叶います。

遊び心とは手抜きやおふざけではなく

創造性を発揮することです。

本当の意味で遊べる人はなかなかいません。

何かに遊ばされているだけという状況に

ならないように気をつけましょう。

第6ハウスに火星がある場合

純粋に仕事のハウスですが、同時に健康の

ハウスでもあるのでやる気の出し方によっては

病気にもなってしまう難しいハウスです。

ここに火星があるということは、理解し易いので

火星の過剰使用が心配です。

労働のための労働にならないように、自分自身の

願いは何なのか常に意識しながら火星を使いましょう。

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第7ハウスに火星がある場合

願いを叶えたい時は人間関係の中に飛び込んで

みましょう。

もちろん、どのように人間関係を生かすかは

サインや火星の状況によります。

また、人間関係そのものに関わらなくても

人為的に作られた状況も願いを叶えることに

大きく作用します。

第8ハウスに火星がある場合

火星の生かし方を誰かから学ぶことになります。

学ぶと言っても教科書から知るのではなく

特定の誰かを通して体験的に知ることになります。

その方法を自分のものとして行使することで

願いが叶います。

第9ハウスに火星がある場合

思想や哲学を生かすことで願いが叶います。

サインによっては、思想や教養そのものを

高めることが、願いを叶えることと直結するかも

知れませんが、間接的な場合もあります。

第10ハウスに火星がある場合

第10ハウスは集団の意向や自分自身の職業に

沿うことになるので自由度は少ないですが

その時点でマネタイズされているという意味では

金銭的には有利です。

かなり個人的な欲求であっても、上記の様な

意向が絡みますが、感謝して得たお金で

更に願いを豊かにするしかありません。

うるさいと思うと願いは叶いません。

第11ハウスに火星がある場合

第11ハウスはかなり幅が広くなります。

サインによっては対人関係に飛び込むことで

火星を生かし易い面もあります。

そのような場合は友人関係が生かす場に

なるでしょうし、単独行動が得意なサインで

あれば、余暇時間に取り組むということもあります。

応用が求められるハウスです。

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第12ハウスに火星がある場合

このブログでは第12ハウス関連の記事が

かなり多いですし、「救済」というカテゴリーも

第12ハウスを活用する視点で書かれています。

もし人生に第12ハウスがなければ、生まれ落ちた

環境、もしくは個人の能力が全てです。

強い者が常に勝ち、弱い者は搾取され続けます。

第12ハウスという見えない世界では

どんな人間でも全てを見通すことは出来ません。

闇は魂を守ります。

そこにある宝のような豊かさは、奪っても

減るものではありません。

もちろん、地図も灯りも無い世界に侵入することは

危険であり、出られなくなればそのまま

死に直結します。

それでも誰にも気兼ねなく豊かになれる世界に

アクセス出来ることが出来ることは、

無限の可能性があります。

あくまでも可能性ですが、第1ハウスから

第11ハウスの火星と異なり、何の縛りもない

というのは最大のメリットです。

見えないからと言ってその世界がないわけでは

ありません。

注意点がいくつかあります。

1、第12ハウスに入る手順を決めておくこと。

変更する時は、気分で行わずに習慣化すること。

その効果を検証すること。

2、見えない世界で感じたことと現実の世界を

混同しないこと。

見えない世界で得たことを具体的に生かすには

それを乗せる具体的なものが必要になります。

3、2の理由から第12ハウスで得たものを

乗せるものもコンスタントに努力する必要があります。

魂と身体が揃って初めて具体的作用になります。

4、第12ハウスの受け皿は軸になる受け皿と

短期的、瞬間的に使うもののバリエーションを

普段から意識して試しておくとより実践的です。

5、第12ハウスを具体的に生かすということは

かなり呪術的ですから、自分のセンスを存分に

発揮しなくては効果はありません。

人真似を始めた時点で何かも上手くいかなくなります。

孤独に強くなりましょう

6、5の補足です。

誰かに依存しようとした時点で願いは

叶わなくなります。

第12ハウスの無限性について書きましたが、

ここで終わりとかこれくらいで良いとか

前回これで上手くいったからとか

そんなものはまるで当てになりません。

7、第12ハウスの4元素のイメージです。

とっかかりにして入っていくときの

スタート地点にして下さい。

自分用のスタート地点が持てると

第12ハウス意識が日常になります。

第12ハウスの風

常に何かは動き続けています。

第12ハウスの地

常に何かが蠢いている状態です。

第12ハウスの水

地下水路に流れている水に似ています。

その水は触れると肉が腐る場合もありますし、

癒える場合もあります。

地下水路の左右には歩道があり、反対方向に

人のような存在が歩いていますが、お互いが

話すことは出来ません。

第12ハウスの火

青白い炎です。

温かみはなく、まるで水銀灯のようです。

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