絶望感を感じるホロスコープの扱い方

絶望感を感じるホロスコープの扱い方

三浦春馬さんの絶望感と獅子座の月

という記事を書きましたが、絶望感を感じる理由を

簡単に言えば、これ以上は無理と思うからです。

個人の能力はどんなに運が良くても成長するのは

それなりの時間がかかります。

努力が追い付かなくなると焦り始めます。

焦って事故やトラブルを起こす場合もあります。

一番多いのは、無理と感じていると何かで

その感情から目を反らそうとすることです。

偽りの恋愛や飲み過ぎ、食べ過ぎ、何かの中毒等々

数え切れないくらい沢山あります。

絶望感を感じ易いホロスコープは、簡単に言えば

愛に対する感じ方が狭くなっていて努力の質や量、

成果等のような愛の手応えを感じるための手段の

レベルを上げることに夢中になりがちです。

しかしどこまでもそのような手段のレベルが、

上がっていくということはありません。

その人の個性にあった天井みたいなものがあって

ある程度サイズというものがあります。

ある一定の期間、真剣に頑張ればこの天井に

触れるようになります。

色々頑張ってもこれ以上ギヤを上げることは

出来ないと感じるようになります。

そこで一度目の大きな絶望を感じます。

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占星術的には、20歳前後は、天王星とスクエアに

なることであったり30歳前後は、土星回帰です。

土星とスクエア、オポジション、天王星とオポジション等々

色々あって35歳以降も42、3歳くらいまで色々あります。

冥王星ショックもあります。

インコンジャクトが多過ぎたり個人天体がヨッドを

持っていたり月のハードアスペクト等のネイタルの

ホロスコープの条件もありますが、上記のように

タイミングの問題もあります。

昔であれば集団で儀式を行って何となくみんなで

内面の危機を乗り切るということもありましたが

現在はそのようなものはなく孤独です。

自分で乗り切るのは本当に大変です。

絶望感みたいなものは程度の差こそあれ誰もが

その都度乗り越えていきます。

主観的には、これ以上はギヤがあげられないという

認識が絶望を感じるの引き金になります。

ギヤという例えで言えば上げるのではなく落とせば良いのです。

もちろん、単に落とすだけではなく回転数を上げます。

回転数を上げる時は、出来るだけ公転周期の小さな

天体や感受点を使います。

その中でも出来るだけソフトアスペクトだけのものを

使いたいところですが、無ければハードアスペクトが

少ないものでもけっこうです。

回転数も上げっ放しではなく、低く抑えることもあります。

大切なポイントは落差を作ることです。

ギヤは大きく出来なくても回転数が上がれば楽になる

こともあります。

何よりも落差を作ることで絶望感から束の間でも

逃げることが出来ます。

レベルを上げることでも下げることでもなく、レベルを

下げても物事を回すことが救いになることもあります。

そもそも愛を感じられるようになると絶望感に対処する

必要はなくなります。

レベルや回転数を操作してギャップを作り出すことで

前に進んでいる感覚を作り出す必要はなくなります。

努力で救われるのではなくこのようなやり方で

努力を気晴らしにすることが出来ます。

このような感じで副作用なくしのぎながら愛を待ちます。

愛を感じられたら絶望感は、無いということに気付きます。

確かに絶望を感じて死にたくなります。

しかしそれでもなお、絶望はなかったんだということが

分かります。

絶望の代わりに自分自身の言葉がそこにあります。

それは、その人固有のホロスコープからのメッセージとも

言えるものです。

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