魚座の月を厳しくさせる配置の例

月サインが魚座の人は一般的にほんわかと優しい

キャラクターですが、厳しい月サイン魚座の人に

出会うこともあります。

厳しいという表現の意味は、一般的な魚座人よりも

優しさが限定的に働くという意味です。

月と火星と土星というコンビネーションは

月の働きを狭くしてしまいます。

このコンビネーションは調和的に働いても、月の

良さ(愛情)よりも目的を優先する傾向が強く、

月と火星のアスペクトがスクエア、月と土星の

アスペクトもスクエアのような形でコンビネーション

すると更に魚座のお人好しさは消えます。

更に月を頂点にした火星と土星のヨッドになると

恋愛がトラブルの原因になりかねません。

自制心が不足すると恋愛自体がトラブルことに

なりますが、少し複雑に現れるパターンもあります

本来、月と火星と土星のヨッドは「情に溺れずに

仕事をしなさいよ」というアスペクトの要請です。

それ逆らって情に溺れていると仕事仲間からの

評判が悪くなったり、取引先とトラブルになる形で

表れたりします。

本来、目的優先で働くタイプの人が手を抜き出すと

普通の人よりも仕事に穴が開き易くなるからです。

人は不思議なもので欠点に見えるものでも

生かしている間は長所ですが、らしさを失うと一気に

悪い面が目立ち始めます。

情を大切にすることは良いことなはずなのに、このような

タイプの人が自分に厳しくなくなるとバランスが

崩れてしまうということなのでしょう。

ちなみに月と火星がスクエアで月と土星もスクエアの

場合は火星と土星がコンジャンクションではなく

オポジションの場合(Tスクエア)は、そのサインの資質に

対しては、かなり有能な人になりますから、仕事に

生かすと報われます。

そのためにも自分に厳しくはしても、他人に同じ

基準を押し付けないことです。

月と火星と土星のコンビネーションを持っているタイプの

人は、往々にして厳しい状況で育っていることが多いので

尖った愛情を持ち易く他人に同じ感覚をそのまま向けると

厄介なことになり易くなります。

年齢と共に自他の境界線が見えてはきますが、本人の

キャラクターはあまり変わらないようです。

魚座で取り上げましたが、他のサインでこの

コンビネーションだと、もっと厳しくなります。

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