美しい人は、生きる気持ちでいっぱいでした。
最後まで諦めていません。
朦朧とさせられた状態で強い心理的なショックを受ければ
誰だって一時的に諦めの想念が出るはずです。
常に強気、常に弱気はあり得ません。
徹底的に負い込むことで作為的に特定の心理状態を
作られたとしたらどうでしょうか？
そのような時に発した想念は、美しい人本来のものでしょうか？
美しい人は人間であって神様でも悪魔でもありません。
生きている人の気持ち(理性)は、一点を目指しながらも、
常に揺れ動きます。
１枚目のカード
ワンドの９の逆位置
１枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。
1枚目のカードと２枚目のカードを併せて読むと、ワンドの意味する
美しい人の火の元素(精神面)は、必死に活動したけれども展望が
得られなかった(２枚目のワンドの３の逆位置)と読むことが出来ます。
1枚目のワンドの９の逆位置は、美しい人が心身のエネルギーをかなり
消耗していたと読むことが出来ます。
２枚目のカード
ワンドの３の逆位置
２枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
ワンドの３のカードは、展望を得られるかどうか(火の元素が
意味する精神活動が見るビジョン)、美しい人が必死に頑張った
(生産性の３)ですが、逆位置ですから、最初は過剰に活発に
頭を働かせようとしていても、やがて、その活動は、滞って
いった(過剰も滞る状態も逆位置)と読むことが出来ます。
自ら消耗していったなら、頭脳や精神をフル稼働させて、
何らかの展望を得ようとしないと読むことが出来ます。
３枚目のカード
コインのペイジの逆位置
３枚目のカードは、２枚目のカードの先の状態を表しています。
コインのペイジの逆位置は、心身を痛めつけると読むことが
出来ますが、この場面で美しい人にとって楽しいこと(コインの
ペイジの逆位置)は、最期まで自分自身を貫くことです。
それは、結果的に、自分自身を痛めつけること(コインのペイジ
の逆位置)に繋がったと言うことでしょうが、言い方を変えれば、
自ではない、と読むことが出来ます。
４枚目のカード
ソードのキングの逆位置
４枚目は、美しい人の対策カードになります。
絶対に屈しなかった(ソードのキングの逆位置)と読むことが
出来ます。
対策内容としては、自分自身を貫くことを選択することを
美しい人を消した側が認めない以上、無かったのです。
美しい人を消した側には、従えない(ソードのキングの逆位置)
から、独立するつもりだったのでしょうが、それを力づくで
認めないとなると、手の打ちようがないでしょう。
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５枚目のカード
星の逆位置
５枚目のカードは、美しい人を消した側の本音部分を表しています。
美しい人に黒王子を期待し7年以上も年月を費やし、様々な秘密も
見せたのに、離れていこうとするとは、失望しかない(星の逆位置)
と読むことが出来ます。
７年以上と言うワードを入れたのは、星のカードは、遠く離れたものを
繋ぐ、届ける要素があるからです。
でしょうか。
６枚目のカード
カップのナイトの逆位置
6枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。
まだまだ、これから、やりたいことが多くある(カップのナイトの
逆位置)と読むことが出来ます。
カップのナイトの逆位置のやりたいことは、不確定要素が多く、
一般的には、ネガティブなカードですが、これまでと、まったく
異なる世界で活躍するつもりの美しい人にとって、辞めたら、
あれをやろう、これもやろう、一先ず、休暇を取ってサーフィンや
ツーリングに行こうと、今までがんじがらめスケジュールで
やれなかったことをやりたいと期待を膨らませるポジティブな
カードとして読めるものです。
７枚目のカード
皇帝の正位置
このタロット占いの中心となる２枚目のワンドの３の逆位置と
併せて読むと、展望が得られないままに安定した(皇帝の正位置)
と読むことが出来ます。
つまり、そのまま亡くなったと読むことが出来ます。
朦朧としたまま、様々な生き残る試みを思い描いたけれども、
その中の一つも試せないままに、安定(大アルカナの四番目の
皇帝)したと読むことが出来ます。
「今の美しい人のソードのクイーン(光)」へ
2年くらい前のスピリチュアルタロットのカード全てをそのまま
読み直したものですが、意味は、まったくぶれていません。
美しい人に関するイマジネーションが優に千通り以上あるので、
読み直すことでイメージの映像が明瞭になることもあります。
今回のカードの読み直しは、まさに、それでした。
自では、ありません。