アスペクトは、ほとんどの場合において、二つの天体や感受点の
組み合わせで成り立つことはなく、複数のアスペクトが
繋がっているものです。
ハウスまで考慮すると、もうホロスコープ全体を読むことに
なります。
そして、その時々のトランジットの天体の影響や人間関係の
相性、恋人やパートナーの相性によって引き出される部分、
これらの影響もあるという前提を大切にして読むことが大切です。
ここからが本文になります。
太陽と木星のトライン(１２０度)を持つ女性は、自分自身を
盛り上げていくことが出来ますから、何かと年上の男性に
引き立ててもらえたりすることが多くなります。
このアスペクトのラッキーさは、単にトライン(１２０度)が
調和したアスペクトだからという理由ではなく、太陽と木星の
関係性自体に拡大力があります。
木星自体にも拡大、発展の意味もあります。
このアスペクトを持っている女性が引き立てられ易い理由は、
上記のような理由で自分を自分自身で盛り上げていこうとする
姿勢が調和しているからです。
調和していることで相手に良い印象を与えることが出来ます。
良い印象とは、向上心ややる気、明るさ、優しさ等々です。
他のアスペクトとの組み合わせ(ホロスコープ全体から見ると)
お人好しな感じになることもありますから、少し脇を絞るのも
時と場合によっては、ありかも知れません。
例えば、天秤座の太陽と水瓶座の木星を持っている女性が
トラインの場合は、自分自身が興味を持ったことを教えて
もらい易くなります。
これも本人自身が多くのものに関心を持つことで盛り上がって
いけるからこそのものです。
このように書くと当たり前のように思われるかも知れませんが、
純粋に知りたい以外の要素が入ってくると、調和しなくなり、
何かしらギクシャクする要素が持ち込まれることになります。
このようなギクシャクしたものも、使い方次第では、何らかの
原動力になりますが、トラインの場合、特に水瓶座の木星と
調和すると関心を持ったことが広がっていくことで世界が
広くなっていきます。
このブログ的に言えば、自分自身の境界線が広がることで、
窮屈な感じが少しずつ解消し生き辛さが改善されていきます。
ここに具体的な豊かさが加わっていくかどうかには、他の天体
とのアスペクトを見ることになります。