無償の愛が本物か、どうかの見分け方(月とセレス)

月とセレスのトラインについて書いていますが、

心の傷が導く愛と自由の優先順位(キロンと天王星のスクエア)

の続き記事でもあります。

月とセレスのトラインは、愛情を注ぐ人や物や事(環境)を常に

求めています。

受容的姿勢ですから、多少の細かいことは、気にせずに

尽くそうとします。

このような月とセレスのトラインが、蠍座の月と魚座のセレスの

例を書いていきます。

魚座のセレスですが、愛情や育て方、育てられ方に関するセレスと

奉仕的な魚座の組み合わせですから、一言で言えば、無償の愛を

期待しますし、そのような愛を捧げようとします。

セレスの愛の受容に関する問題が、無償の愛として語られることは、

言葉の上では、とても美しいのですが、実際にそれを実践することは、

なかなか難しいことになります。

月とセレスのトラインの解説を先にサラッと書きましたが、大雑把に

分けても、更にここから2種類に分かれることになります。

月とセレスのトラインであれば、愛した人に対して無償の愛の姿勢で

相手を受け入れようとします。

しかし、そのキャパシティーは、月とセレスのトラインに張り付く

様々なアスペクトで異なることになります。

何よりも、先ず、無償の愛を与えられたかどうかで、本人自身の

深層心理の光景は、かなり変わってきます。

もし、無償の愛を必要としたのに無償の愛が得られなかったので

あれば、どうでしょうか?

自分自身が、そのような愛を求めれば求めるほど、無償の愛を要求

するような相手と出会い、交際する確率は、高くなります。

自分自身の無償の愛を支えるバックボーンは、何なのか?

恋愛や結婚は、常にこれを問う機会になります。

バックボーンが何らかの愛はあるという理屈抜きの感覚で支えられない

場合は、愛という絆をパワー(体力、腕力、経済力、社会的地位等々)

で支えようとするようになります。

パワーで愛を守ろうとするのです。

しかし、パワーは、手段です。

もしかしたら、本当に愛した相手は、それほど、あなたにパワーを

求めていないかも知れません。

ただ傍にいてくれたら良いと望むかも知れません。

しかし、パワーが先行する場合は、往々にして、それまでの修業期間?

みたいなものがありますから、その副次的産物から生まれるスピード

こそ幸せだと感じています。

ここがリンク記事と繋がるポイントになります。

月とセレスのトラインにリンク先に書いたようなアスペクトもある

場合は、本当にそのスピード(パワー感覚)が生涯幸福感覚とリンクします。

乱暴な書き方をすれば、スピード(パワー)の感覚が一定以上のレベルに

あると、かなりのことが上手くいきだすのです。

これは、とても不思議な現象ですが、スピード(パワー)のレベルが5段階

あった場合、もし5段階の5ステージのパワーが幸運状態であれば、必ず

その段階に居続ける必要があります。

ここまで説明すると初めて、そこを目指す人や一度努力が辛くなって、

そこから降りた人は、絶望を感じますが、それは、客観的なパワー、数値的

なパワーだと理解しているからです。

このようなタイプの人が、世間の様々なノイズに神経質にならずに愛だけに

自然と集中するために必要なスピード(パワー)は、数値ではなく、感覚です。

言い方を変えれば、他人が客観的数値(体力、経済力、社会的地位等々)

どれだけ褒めても、自分自身が真摯に自分自身のスピード(パワー)感覚と

向き合っていなければ、愛は、嘘になります。

偽りの愛になります。

自分自身が愛を感じられる速度域で交際し愛を語り合えば、その愛に

リアリティーが生まれます。

それでも、この人は、違うと思えば、間違いなく違うのです。

あるスピード(パワー)の幅にリアリティーのある愛の中で育った人は、

その中に愛があります。

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