才能、向く職種、望ましい社会的地位を全て台無しにする土星の扱い方

MCと土星のコンジャンクションについて書いています。

第2ハウス(才能)

第2ハウスが獅子座の人は、獅子座的なことが

収入を上げる動機を強めてくれます。

一言で言えば、豪華なものが自分らしさ(第2ハウス)

の勢いを増してくれます。

第6ハウス(職種)

第6ハウスが射手座の人は、バラエティー豊かな人たちと

交流出来る職種が向いています。

同じ環境や決まり切ったメンバーで代わり映えのない

仕事をしていると、限界が訪れます。

第10ハウス(社会的地位)

第10ハウスが牡羊座の人は、他人と協調しないと

いけないような社会的立場は、非常に窮屈な感じに

なります。

あくまでも、自己実現のために動き続けられるポジションが

良いかも知れません。

その方が人格が歪み難くなります。

実は、以上の要素は、全て同じホロスコープの配置です。

ハウスだけを取り上げていますが、ザックリ言うと

自分自身が興味を持てることに打ち込みながら、多く人と

交流することで成長の限界を突破し、常に全力(マイペース)で

自己実現していくタイプの人と読むことが出来ます。

ところが、この人の第10ハウスのカスプ(MC)に

土星がピッタリと張り付いていたらどうでしょうか?

これは、死ぬほど自由を追い求める人を実力が無ければ

認めないと監視するような存在が常にいることを

表しています。

それは、基本的に最初は、父親であり、働き出すと上司

として現れます。

稟議書をあげても、細かい点を駄目だしして、何度も

突き返されるような体験をするかも知れません。

このようなタイプの人は、自分自身のキャラクターではなく、

実力があれば、自分自身でなくても良いのか?という怒りや、

実力がなければ自由になれないのか?

それでは、いったい、いつ自分らしく生きられるのか?

様々な悲しみや怒りを溜め込みながら生きていくこと

になります。

望む自由のレベルに対して、なかなか蓄積されない実力と

見比べては、溜息をつくのです。

突破口を見つけるとすれば、得意なこと、自由なことを

徹底的に優先することです。

土星の配置が変わることは、ありませんが、第6ハウス射手座

の特性を活かして多く人と交流しながら、土星が納得してくれる

レベルを突き抜けていくしかありません。

そのためには、自分自身の資質やエネルギー、時間を一点に

絞って取り組むしかありません。

その一点が定まるまでは、横の試行錯誤であり、それが定まれば

縦の試行錯誤が始まります。

この横と縦の変化が、進行の新月と重なるような場合は、人生

レベルの変化ですから、焦ることは、禁物です。

自由と社会的な安定(mc 土星 合、カルミネート 土星)を

両立させるには、かなりの実力が必要になります。

sponsored link
error: Content is protected !!