獅子座の金星と火星のコンジャンクションの愛情

獅子座ですから、火の固定サインです。

金星と火星にコンジャンクションですから、連想し易いのは、

愛情に関する問題です。

火の元素が重なるわけですから、とても情熱がある感じに

なります。

火の元素が強調されますから、基本的に、様々なアイデアが

湧き易いかも知れません。

それは、獅子座にとって内面が活性化された状態であり、

それまで固まっていたものが押し出されて新しい気分が

湧いてくるような感じかもしれません。

しかし、固定サインですから、1本調子になる可能性があります。

それでも、それを、ひたすら繰り返すことが、火の固定サイン

(獅子座)の火の磨きどころです。

そして、その火(情熱)をちょっとやそっとでは、変えたりしません。

そういった意味では、継続性があるとも言えます。

言い方を変えれば、どれだけ自分自身の態度を貫着通せるか?という

課題を獅子座の金星と火星のコンジャンクションは、背負っている

とも言えます。

そして、そこから生まれるエネルギーを愛情の対象に注ごうとしますから、

愛する相手よりも優位な面がなければ、愛を表現し難いかも知れません。

ただ前述のように固定サインのコンジャンクションですから、その愛は、

自閉したスタイルとも言えます。

相手が何を望むかよりも、自分自身が、どのような状態であるのかが、

問題になります。

このように書くと利己的に思えるかも知れませんが、だからこそ、

獅子座の愛情は、輝きますし、それを必要とする人を励まし、

温めるとも言えます。

ですから、獅子座の金星と火星のコンジャンクションの輝きが

必要のない相手には、必要ないという状況を貫くしかありません。

これは、ある意味、獅子座のプライドであり、卑屈な態度では、

誰の役にも立たないとも言えます。

必要とされる人が必要とするのです。

このような感じでは、普通は、困る感じですが、火星と金星のコンジャン

クションのアスペクトだけが孤立することは、少なく、どこかの天体と

繋がっていますから、そこが接点になって、この愛情は、どこかの天体や

感受点に流れていきます。

火星は、仕事でも必要ですから、そのようなエネルギーが向かう先が

適正(適職)とも言えます。

仮に蟹座の太陽を持っていると、自己主張を良くないと判断しますから、

このような獅子座の金星と火星のコンジャンクションの愛情を自分自身で

高く評価出来ないかも知れません。

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