大好きな人と一緒に居ればいるほど疲弊していくタイプの人

大好きな人と一緒に居ればいるほど疲弊していくタイプの人

という、少しショッキングな記事タイトルですが、今回扱う

ホロスコープの配置は、第7ハウスにあるベスタです。

この配置だけであれば、人間関係に対する取り組みにおける

何らかの葛藤が生じるだけですが、サイン(星座)や、抱えている

アスペクトやトランジットの影響によって、葛藤の程度や

内容にバリエーションが生まれます。

例えば、パートナーシップの第7ハウスにある献身や人間関係を

表すベスタが、冥王星とのオポジションを抱えていると死と再生

という極端な作用を使ってでも、その献身の作用の中で生まれ

変わろうとします。

オポジションというアスペクトは、休むことなく前進を求めます。

ベスタは、小惑星ですから、冥王星が圧倒的に強く、強制的に

「あーしろ、こーしろ」と言う状態になります。

ただでさえ第7ハウスにあるベスタとして、人間関係、特に

パートナーシップの中での献身を求められる配置なのに、有無も

言わせない冥王星の影響を受けて立つしかない感じになります。

このような配置を現実に投影してしまうのが、このような

配置のアスペクトを持っているタイプの人です。

これは、自分自身のホロスコープの配置ですが、現象としては、

パートナーとの間で、このような関係性を再現してしまいます。

このベスタが天秤座であれば、恋人やパートナーとのバランスを

取りつつ、尽くしていかなければならないのに、冥王星に監視

されていますから、遮二無二頑張ってしまいます。

それは、一方的に、恋人やパートナーのニーズに応えるような

状態とも言えなくもありません。

これでは、バランスが崩れてしまい、モラハラのような状態になります。

恋人やパートナーのタイプによっては、この偏った状態を更に

加速させてしまう場合もあります。

このようなタイプの人は、無自覚に過度に尽くしてしまうので、ある程度

意識的に恋人やパートナーとの距離を取る必要があります。

これは、相性の問題があるので、どの程度、距離感を取れば、良いかは、

それぞれのカップル次第になります。

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