同じ負担でも、より楽にこなすために天体意識の自覚の程度をあげるお勧め

ホロスコープの中には、10天体や様々な感受点や

小天体があります。

その中でも天体は、それぞれに何らかの意識を担う

と言われています。

個人は、1人ですから、意識も一つと考えることが

普通かも知れませんが、占星術は、10の意識に

分けて考えるということになります。

このような捉え方をすると、10の意識を統合して

同時に使いこなすのは、難しいホロスコープもある

ことが、想像出来るかも知れません。

いくつかの意識は、比較的、頻繁に使うけれども、

ある意識は、ほとんど触れないと言うバランスは、

案外、あるかも知れません。

これが自分自身のキャラクターだと思っていたものは、

特定の天体から読むことが出来る性質だったりする

かも知れません。

1,天体の役割をチェックします。

2,天体のサイン(星座)をチェックします。

3,その天体のあるハウスをチェックします。

4,その天体は、どのようなアスペクトを持っているか。

このようにチェックしていくと、その天体の意識が

どのように働いているか理解出来ます。

例えば、第10ハウス牡牛座に双子座の土星があったとします。

双子座の土星ですから、知性を働かせることに努力することが

長期的なテーマになります。

双子座の性質は、実用性も重要になテーマになります。

それが第10ハウスにあるわけですから、この土星は、社会的な

立場を得るために実用的な知性、知識、技術をコツコツ

身につけながら、頑張っていくと読むことが出来ます。

実際に、頑張れるか、どうかは、アスペクトの影響をかなり

受けるかも知れません。

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しかし、トランジットや進行の天体の影響も受けるので、

頑張ったり、怠けたり、飛躍したり、中断したりを繰り返し

ながら、社会的な地位を得ようとします。

土星は、責任を負う天体でもありますから、第10ハウス

という社会的な地位や立場に関して責任を負うことになります。

第10ハウスにある双子座の土星であっても、どのような

社会的な立場に対して責任を負うかは、人それぞれです。

今回の例の場合は、第10ハウスのカスプが牡牛座なので、

双子座の土星ですが、出来るだけ早く自分自身の方向性を

定めて実用的な知性、知識、技術等を身に付けた方が良い

と言うことになります。

実際は、第10ハウス牡牛座に双子座の土星があるわけ

ですから、姿勢が定まってくるまで時間がかかると読む

ことが出来ます。

このような土星が火星とアスペクトを持っていたり、

他の感受点を持っていたりするわけですから、更に、土星

意識は、ここから変化していきます。

例えば、バーテックスとアスペクトがあったとします。

これを取り上げる理由は、第10ハウスにある天体ですから、

社会的なアセンダントと言われるばーて軸と意味が重なる

部分があるからです。

これが土星とハードアスペクトを作っている場合は、牡牛座の

第10ハウスにある土星なのに、なかなか方針を絞れない

という性質があると読むことが出来ます。

他にもアスペクトがあれば、それらは、それぞれの精神的な

運動を展開することになります。

このように、真面目に読んでいくと、一つの意識をネイタルの

ホロスコープだけで読んでもかなり複雑なことになります。

実際、アスペクトが少ない意識は、シンプルに働きますし、

多いと複雑になります。

10天体の意識を全て活用出来ると、意識全体で生きることに

なるので、一部分しか使わない場合よりも楽に生きることが

出来ます。

土星の意識は、自分自身の支えとなる部分ですが、ニーズの

多い愛され意識、楽しむ意識の金星が使い難い場合は、

土星を代用するような人もいます。

そうなると海王星から木星、金星みたいな流れの邪魔になったり

するので、上手くいかない時には、それぞれの意識を少し

お掃除をしてあげると良いかも知れません。

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