40歳以降の人のホロスコープの読み方

年齢を重ねて来ると太陽や月や金星よりも、土星や

木星や火星が大切になってくるかも知れません。

これは、ホロスコープを読む時に太陽や月や金星を

読まないと言うことではなく、実際に生きていく上で

海王星の無限のイマジネーションを木星の豊かさに

転換していくような仕組みが自分自身の中に必要

ですし、愛されるという意味での金星ではなく、

木星の豊かさに転換した結果、個人的な楽しみに

なっている金星みたいな状態が幸せを呼び込むかも

知れません。

年齢を重ねて愛されることを求め過ぎると、立場や

それまでに生きて来て自然と身に付いたプライドが

仇になって、こういう条件で愛されるべきだという

態度を周囲の人に押し付けてしまう傾向が出るかも

知れません。

金星期は、その人なりに愛される時期ですから、

良いですが、そこから遠ざかれば、遠ざかるほど、

愛されるのではなく、自分自身が、どのような

対象(人、物、事)なら愛させるのか?が重要ポイント

になります。

自分自身が愛情を注ぐ対象を通して他者から愛される

ようになります。

太陽は、いけるところまで行くべき理想みたいな

ものとも言えますが、年齢を重ねてきた場合は、

やがて寿命が見えてきます。

もちろん、実際にいついつに亡くなるという問題

ではなく、おおよそ、後何が出来るか、つまり、

どのように、これまでの蓄積を仕上げていくか?

という、一見すると収縮する方向に向かっていきます。

これは、生まれて来た意味だと思います。

遂に地面に着地しようとしているのです。

イメージとしては、亡くなってお墓に入っていきます。

その代わりに今度は、魂が再び太陽の方向を目指して

飛んで行くのかも知れません。

ざっと書いてみましたが、同じ手法でホロスコープを

読むことには、変わりはありませんが、年齢によって、

読み方のニュアンスは、調整する必要があると

考えています。

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