美しい人の生死を分けたかも知れないコインのクイーンのカード

タロットカードを使って美しい人とスピリチュアルな

対話をした時にコインのクイーンのカードが出て来た

場合に付いて書いています。

美しい人は、ICに太陽がコンジャンクションしている

家族第一主義のタイプの人です。

愛情のベースにとても強い家族愛があります。

美しい人が亡くなった後に美しい人の母親ことが何かと

取り上げられましたが、どんなに距離を置いていても

美しい人は、快くは思っていなかったはずです。

何故、コインのクイーンのカード解説記事で母親問題に

触れるかと言うとコインは、土の元素であり日常生活の

実際的な働きをコントロールする性質を持つからです。

日常生活が破綻すると子供が安心して育つ場所は、

無くなります。

日常生活(占星術的には、月)は、養育者が神経質になり

過ぎても、子供に過剰な期待をかけても溺愛し過ぎても

子供にとって居心地は、悪いものです。

それでも子供は、育っていかねばなりません。

どのような環境に生まれても、それを養分として吸収

していく強さがなければ、現実的に生き残れないのです。

地球上には、猛毒である硫化水素を栄養源として生きる

生物もいます。

美しい人が進行の月が第9ハウスにある時にあのような

亡くなり方をしたことが不思議で仕方ありませんでした。

まさに成長段階の絶頂期であり、次は、それまで努力の

成果に対する評価を本当の意味で手にする第10ハウスです。

まさに志半ばですし、一つの成果を得る段階の一つ前です。

第9ハウスを使って急速に意に沿わない現実を好転させる方法

という記事を書きましたが、美しい人の第9ハウスは、

乙女座で地の元素ですから、何かが足り無いと言うよりも

バランスを良くしようとし過ぎた可能性があります。

もちろん、母親から4歳ですでに児童劇団に入れられた

美しい人にとって成長のバランスは、俳優としてという

基準があったことは、容易に想像出来ます。

真面目な美しい人の日常的な規範意識は、俳優を辞めたいと

思った時に止められなかった時点で完全に月の資質の中から

個人的な要素を把握する感覚が消えたと思います。

豊かな才能が過剰な適応を招いた部分もありますが、

それでも俳優以外の生き方をしたいという気持ちが

残っていました。

ネイタルのホロスコープの中に自然に対する強い親和性が

表れていますが、実際に農業に従事すれば良かったと

言うよりも、少しだけでも遠回りが許されていれば、

美しい人個人だけの何かが育つ余地があったかも知れません。

月は、圧迫要因が増えるほどぼーっとすることが怖くなります。

それは内なる不安が鎌首をもたげて来るからです。

不安をかき消すには、行動を加速するしかありません。

ポジティブに加速してもネガティブに加速しても自然にぼーっと

出来なければ月は安らぎを得ることはありません。

美しい人の第9ハウスは、乙女座ですから自由な時間に

健全な方法でバランスを崩す必要がありました。

そのような第9ハウスをコインのクイーンのカードは、が

表していると言うことも出来ます。

もちろん、コインのカードですから、実際的な養育としての

アプローチになります。

しかし、それこそが子供を支える母親の眼差しになります。

母親も人間ですからから、その時々の事情や感情で言動は、

変わりますが、実際的な養育態度は、子供の中に抽象化して

残り続けます。

ある時期の母親の立ち振る舞いが保存されるのです。

コインのクイーンがバランスを崩さないように働くことで

私たちは、様々な現実的な成果を得ます。

美しい人も同じです。

母親が喜ぶ価値観を頑張って実現しようとする幼い美しい人の

姿があります。

しかしその幼い美しい人の姿は、美しい人の母親の瞳に映る

美しい人です(美しい人の場合は、他の大人の視点も混在

している可能性もあります)。

この母親の瞳は、映画のスクリーンでもあります。

ミュージカルの舞台でもあります。

美しい人は、果たしてこのことに気がついていたでしょうか。

気がついていたからどうとか、こうという問題ではなく

ただの可能性の問題です。

特に男の子が成長しようとする時に母親の視界から消えようと

するのは、自然なことです。

それは、コインのクイーンから隠れてちょっとやんちゃな

ことをしたりするという意味です。

第9ハウスが乙女座である美しい人にとってやんちゃとは、

火の元素を使うことです。

三浦春馬さんは、アセンダントは、射手座で月は、獅子座です。

太陽は、牡羊座です。

良い子ばかり演じていると元気が無くなります。

火や風(金星や火星)の元素を使うことです。

良い子でいようとすると思い切った恋愛が出来ません。

水の元素も使うことです。

美しい人は、木星が蟹座で冥王星が蠍座です。

特に冥王星が蠍座ですから感情に溺れる時だって必要です。

コインのクイーンは、とても優秀ですが、完全にまとめ過ぎて

しまってそれ以上成長出来なくしてしまいます。

美しい人が本当の意味でコインのクイーンと良い関係を

作るには、コインのクイーンの目が届かない精神世界で

やんちゃをすることが必要でした。

物理的な距離は、関係ありません。

やんちゃして傷だらけになっても転んだだけだよって言って

お母さん、何か食わせてくれよと言えるようなバランスが

あればコインのクイーンは、映画のスクリーンやミュージカル

の舞台で頑張っている美しい人を支え続けることが出来ました。

これはあくまでも第9ハウスの母親のまなざしとして美しい人を

守れたという意味ではなく美しい人を後押しする精神的価値観

として美しい人を守ることが出来ました。

乙女座のエネルギーが強いタイプの人が幸せになるための二つのポイント

と言う記事の最後に

「それと向き合わないと形を変えて乙女座のエネルギーが

強いタイプの人の心理的な境界線や物理的な境界線に何かが

侵入しようとします。」と書きました。

どんな母親であっても母親のまなざし(第9ハウス)を通して子供を

いつまでも支えています。

このまなざしが、実際に子供を守れるかどうかは、逆説的ですが

子供がコインのクイーンのまなざしから逃げ出す時間と空間を

本当の意味で持てているかどうかです。

生き残ることが全てにおいて優先します。

完璧でなくても良いのです。

逃げてもさぼっても構わないのです。

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