見張られているような感覚を持ち易い火星と土星の合

火星と土星のコンジャンクションについて書いています。

金星土星のコンジャンクションは、こちらです。

このアスペクトは、土星が火星を管理する働きをします。

このアスペクトを持つ人は、大人しく良い人でも、

どこかに不思議なこだわりを持つことが

多いものです。

その理由は、土星に行動や意欲をタイトに管理される

苦しさが反映されることにあります。

抑圧とは違うのですが、常に何かに見張られている

ような感覚に陥るのです。

その反動として子供や奥さんを見張る人や頻繁に

部屋の模様替えをする人、極端な人は何かが

気になって転居の回数が多くなる場合もあります。

これは、自分に対する理解が深まる程度に応じて、

解放される傾向にあるものです。

例えば、井ノ原快彦さんも火星と土星のコンジャン

クション持ちで、使いこなすのが大変そうですが、

細かいことを考える前に、一つ押さえれば、火星の

獅子座は、火のサインで、それを管理する土星は蟹座で

水のサインになります。

これだけでも苦悩が窺い知れると思います。

井ノ原快彦さんの土星は、蟹座の28,21度で

サビアン度数は29度です。

サビアン度数29度は、どのサインにあっても

そのサインとして培ってきた資質と後僅かに

前進することで訪れる価値観の雰囲気

に挟まれて思い悩むことになります。

一つは蟹座的に周囲に共感する立場から他の存在を

理性的に考えるのです。

もう一つは、井ノ原快彦さんの場合は、水のサイン

から火のサインに移るのでかなり思い切った

心持になります。

水の元素が火の元素に合わせるような気持ちで物事を

直感的に考えるのです。

これらの二つの面から物事を慎重に考えるように

なります。

しかもある種の正しさを念頭に置いて物事を

判断しようとするので、一見、優柔不断に見えますが

相談相手としてとても頼りになります。

この土星が管理する井ノ原快彦さんの火星は、

火星は、サビアン度数獅子座1度です。

一言で言えば、かなり衝動的な火星なのです。

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鉄砲玉みたいに飛び出してから考えるタイプです。

この火星を直感と理性を駆使して、相反する要素を

吟味しながら慎重に考え抜く土星が

管理しているのです。

これはかなりの窮屈さを伴いながら、自分の目標に

向かって前向き且つ効率的に前進することを

強いられるのです。

井ノ原快彦さんの火星は、獅子座の0,36度です。

サビアン度数的には、獅子座の1度になります。

この土星に見張られている、この獅子座1度は、

それまでの蟹座的共感を全力で否定して自分の

気持ちの赴くままに行動する性質です。

そのような行動パターンを熟慮して断行する土星が

見張っているのですから、井ノ原快彦さんに

相当な苦悩がある・・・と思うのは早計です。

確かに、火星と土星のコンジャンクションは、

見張る、見張られるというちょっと他人には

理解されない感覚を持つことになります。

その葛藤を解決する手段が周囲の人間からは、

奇異に映るのですが、井ノ原快彦さんの火星と土星の

コンジャンクションには、逃げ道があります。

火星に対しても、土星にも、天王星がスクエアで

横やりを入れてくるのです。

井ノ原快彦さんの場合は、横やりと言うよりも

助け舟みたいな感じです。

土星と天王星はオーブギリギリですが、影響を

与えている気配はあります。

特に火星と天王星のスクエアは、たださえ孤独に

自由奔放に振る舞いたい火星を煽ってしまうのです。

幼稚な形で使ってしまえば助け舟にはなりませんが、

井ノ原快彦さんの場合はサビアン度数蟹座29度の

土星は獅子座の雰囲気を感じつつ、ほぼ限界の

ところで火星を引き留めています。

中途半端な位置ではありません。

蟹座から出る扉に手をかけただけではなくて、

もう体は出てしまっています。

つまり井ノ原快彦さんの場合は、天王星のスクエアの

刺激を活かして獅子座1度が生きるフィールドに

降り立つことが可能だと思うのです。

一般的に昇華し難い感情は、芸術的表現が無難

ですよという方向性になりがちですが、

井ノ原快彦さんの場合は違います。

サビアン度数獅子座1度の衝動を解放する場所は、

もっとワイルドで自由な空間で一人で好きに

試行錯誤しながら創造の感情に点火するような

感じです。

人の作ったルールが限りなく少ない空間が

理想的です。

ですから普通の男性が楽に気晴らしするようなものや

恋愛ではありません。

井ノ原快彦さんの天王星は、そのようなフィールドに

連れ出してくれる反応の起爆剤になり得るものです。

そのような世界で井ノ原快彦さんの火星は羽を

伸ばして、リラックスするとまた土星に

管理された日常、つまり人の作ったルールの

沢山ある空間に戻ることになります。

恐らく火星と土星のコンジャンクションだけでは、

苦しいだろうなと神様が付けてくれた天王星との

スクエアに思えるのです。

スクエアだからこそ、天王星だからこそ、出来る

手助けがあるのです。

ですから井ノ原快彦さんの場合は、火星を定期的に

人のルールの少ない空間で気兼ねせずに自由に

さしてあげることはとても大切なことです。

火星と土星のコンジャンクションを生かすポンイトに

なり得ると思います。

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