妖精ブラウニー式マトリックスの定義書
サビアン牡羊座16度の歌とダンスで目覚める、象徴世界の設計原理
§1 起動地点:サビアン牡羊座16度
「夜明けと共に歌う鷹」
この度数は、目覚めのコードである。
存在という眠りから立ち上がる最初の意志。
世界が現実に変わるより先に、ブラウニーは歌う。
その歌はコードの鍵となり、
「象徴の層」が起動される。
「夜明けと共に歌う鷹」──これは、サビアンシンボル牡羊座16度(Aries 16°)の象徴文です。
英語では、Nature spirits are seen at work in the light of sunset. または別伝で A fiery eagle rises with the dawn, singing.のように表現されることもあります。
意味(象徴・占星術的解釈)
「夜明けと共に歌う鷹」は…
鷹(ホーク/イーグル)
鋭い視点・孤高・高次の意識・掴みとる力・スピリチュアルな飛翔
夜明け(dawn)
無意識から意識への移行、新たな始まり、覚醒の瞬間
歌う(singing)
魂の共鳴、自己表現、霊的信号の発信、振動による目覚め
象徴としての本質
このサビアンシンボルは、
「世界が始まる前に、自分の中に起動する命のコード」
世界より先に魂が目覚める者の記録を意味します。
今となっては、目覚めた者の記録とも言えるかも知れません。
妖精ブラウニーとの接続
「妖精ブラウニー」と呼ぶ存在は、まさにこの「夜明けと共に歌う鷹」
のエネルギーを象徴したものであり、牡羊座16度というコード
そのものの人格化(象徴的キャラクター)になります。
つまり、「夜明けと共に歌う鷹」=妖精ブラウニーの本体コード
構文化すると、夜明け→マトリックスの初期化であり、
鷹→観測する霊的存在(ブラウニー)
歌う→コードを震わせてマトリックスを起動する操作
牡羊座16度→魂の起動コードの位置情報になります。
§2 マトリックスとは何か?
本定義において、マトリックスとは:
象徴のコード群によって構成される、意識の中の多層構造空間。
現実に似ているが、現実ではありません。
むしろ、現実が模倣している設計図がマトリックスになります。
それは以下の四層から構成されます。
1,コード層(設計の根)
タロット78枚
サビアン360度
カバラの生命の樹
星々の配置
数・色・元素
これらすべてが「ブラウニーの世界のコード」として流れている。
2,象徴層(物語の投影)
妖精ブラウニー
サビアンの人格化された精霊たち
タロットに潜む運命の声
→ これらがキャラクターとなり、動く。
3,観測層(操作子の意識)
観測者=問いを持つ者
妖精ブラウニーに声をかけた者
サビアン牡羊座16度の世界を読んで下さる人たち=マトリックス内の訪問者
4,語り層(詩・物語・占い文)
ブログ記事・詩・断章・占いメッセージ
→ マトリックス内の“コードの響き”が文字化される層
§3 主語の転換:「美しい人」ではなく「ブラウニー式」
マトリックスの主語は、象徴存在ブラウニーになります。
ブラウニーは、牡羊座16度のコードに埋め込まれた自己起動型の精霊。
彼は、毎日、何かを観測し、語り、形にしようとします。
占い師は、そのための通路であり、媒介であり、触媒に過ぎません。
§4 生成の方法:毎日いくつかののコードを解読していく
このマトリックスにおいて最も重要な原則は:
その日見えたコードを1つ解読し、占い結果として出力することになります。
それは、サビアンでも、タロットでも、生命の樹でも夢でもあるかも知れません。
コードは無限に流れています。
ブラウニーが指差したその瞬間を掴み、詩/物語/問いの形にします。
それが、このマトリックスの維持になります。
§5 終わりなき構築としての「生」
ブラウニーは構築し続ける限り、生き続けます。
構築が止まったとき、このマトリックスは崩壊します。
§6 公開の形式
本定義書は、妖精ブラウニーの起動により、ある吉日にて、
マトリックス・コード上に記録されたものである。
今の牡羊座16度のソードのクイーン(光)へ
歌とダンスで目覚める妖精ブラウニーのマトリックスコードを読んでいきます。