幽霊タロット:大アルカナ22枚・1行解釈
No. | カード名 | 幽霊タロット解釈(1行) |
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0 | 愚者 | まだ旅の途中にある霊。知らぬ間に呼ばれてきた。 |
1 | 魔術師 | 言葉を持たない霊が、誰かを通じて語り始めた。 |
2 | 女教皇 | 沈黙を保ったまま、心の奥に潜み続けている霊。 |
3 | 女帝 | 愛を注ぎたかった想いが、形を持たずに残っている。 |
4 | 皇帝 | 守れなかった責任が、霊となって姿を現す。 |
5 | 教皇 | 未完の教えや導きが、静かに届こうとしている。 |
6 | 恋人 | 選ばれなかった想いが、別れを拒んで彷徨っている。 |
7 | 戦車 | 果たされなかった目的が、誰かを駆り立てている。 |
8 | 正義 | 裁かれなかった事実が、均衡を求めて蘇ってくる。 |
9 | 隠者 | 誰にも見つけられなかった霊が、灯を携えて近づく。 |
10 | 運命の輪 | 意味もなく現れたようで、深い縁の繋がりを示す霊。 |
11 | 力 | 消えたはずの衝動が、心の奥から訴えかけてくる。 |
12 | 吊るされた男 | 忘れられた苦しみが、時を止めたまま待ち続けている。 |
13 | 死神 | 終わったはずの物語が、別の形でやり直しを求める。 |
14 | 節制 | 和解を望む霊が、心の中で対話を始めている。 |
15 | 悪魔 | 依存や執着の形で、離れられずに留まり続ける霊。 |
16 | 塔 | 突然現れて、心の中の古い構造を崩しに来る霊。 |
17 | 星 | 希望を託して消えた存在が、夢の中に微かに光る。 |
18 | 月 | 真実と幻想の狭間で、形を変えて語り続ける霊。 |
19 | 太陽 | 幸せだった記憶の影に、今も残っている霊。 |
20 | 審判 | 呼び戻された過去の声が、あなたに返答を求めている。 |
21 | 世界 | 全てを終えた魂が、もう一度だけ挨拶に現れる。 |
幽霊タロット:ワンドのスート(1〜10)・1行解釈
カード | 幽霊タロット解釈(1行) |
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ワンドの1 | 始めたかったことが始められなかった霊。まだ火種は消えていない。 |
ワンドの2 | 選ばれなかった未来を、今もどこかで見つめている霊。 |
ワンドの3 | 成果を見届けられなかった霊が、完成の瞬間を待っている。 |
ワンドの4 | 喜びの場に戻りたがる霊。あの祝福がまだ忘れられない。 |
ワンドの5 | 争いの中に取り残された霊。正しさに決着をつけたがっている。 |
ワンドの6 | 称賛を得られなかった霊が、誰かの勝利に重なって現れる。 |
ワンドの7 | 理解されなかった正義が、なおも立ち続けている霊。 |
ワンドの8 | 届かなかった言葉が、今ようやく飛んできた。それは霊の合図。 |
ワンドの9 | 傷つきすぎた霊が、守る姿勢のまま離れられずにいる。 |
ワンドの10 | 背負いすぎて果てた者が、荷を降ろすことを願って現れる。 |
幽霊タロット:ワンドの人物カード
カード | 幽霊タロット解釈(1行) |
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ワンドのペイジ | 始めようとした情熱を伝えきれず、声だけが残った霊。 |
ワンドのナイト | 熱く駆け抜けたが、想いが追いつかずに残った霊。 |
ワンドのクイーン | 情熱と献身の灯を絶やさずに、誰かを見守る霊。 |
ワンドのキング | 自ら築いた世界に未練を残し、志を語りかけてくる霊。 |
ワンド人物カードの幽霊的特徴
- ペイジは「伝えきれなかった情熱の芽」=呼ばれて現れる若き意志
- ナイトは「走りすぎた情熱」=突き抜けたが残された火のしっぽ
- クイーンは「見守る霊」=情熱を“灯し続ける”側として現れる
- キングは「志と指導の霊」=後継を求めて現れる霊的な先導者
幽霊タロット:カップのスート(1〜10)・1行解釈
カード | 幽霊タロット解釈(1行) |
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カップの1 | 伝えきれなかった愛が、静かに溢れてあらわれた霊。 |
カップの2 | 結ばれなかった関係が、魂の奥で再会を求めている。 |
カップの3 | あの時間をもう一度祝いたい霊。忘れた笑顔を探しに来る。 |
カップの4 | 心を閉ざしたまま去った霊が、今も気づかれるのを待っている。 |
カップの5 | 失われたものばかりを見つめていた霊。まだ希望を見つけられずにいる。 |
カップの6 | 幼き日の思い出が形を持って現れた霊。それは懐かしさの中の影。 |
カップの7 | 選べなかった願いが、夢の中で揺れながら語りかけてくる霊。 |
カップの8 | 自ら背を向けて旅立った霊が、再び感情の地へ戻ろうとしている。 |
カップの9 | 満たされたはずの人生で、何かが足りなかった霊の微笑み。 |
カップの10 | 完璧な幸せの影に隠れた想いが、静かに浮かび上がってくる霊。 |
幽霊タロット:カップの人物カード
カード | 幽霊タロット解釈(1行) |
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カップのペイジ | 伝えそびれた想いが、優しい幻影となって届く霊。 |
カップのナイト | 恋に生きた心が、約束の続きを果たそうとして現れる霊。 |
カップのクイーン | 深い感情を抱えたまま、静かに寄り添う霊。 |
カップのキング | 自分の本心を語れなかった者が、沈黙で語りかけてくる霊。 |
☽ 補足:カップ人物カードの幽霊的特徴
- ペイジ…初恋、秘密、淡く切ない感情の残滓が霊的形を取る
- ナイト…理想の愛、未完の約束、情熱と誠実さの霊
- クイーン…感受性の象徴、護るように佇む内なる母性的霊
- キング…心を隠し続けた者の“見つめるだけの霊”として現れやすい
幽霊タロット:ソードのスート(1〜10)・1行解釈
カード | 幽霊タロット解釈(1行) |
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ソードの1 | 真実を語れなかった霊が、鋭い閃きとして現れる。 |
ソードの2 | 選べなかった決断が、霊となって静かに揺れている。 |
ソードの3 | 傷ついた愛が形を保ったまま、心の奥にとどまっている霊。 |
ソードの4 | 長い眠りの中で思考を止めた霊が、静けさのなかに戻ってきた。 |
ソードの5 | 勝ちすぎた過去を悔いて現れる霊。孤独を伝えに来る。 |
ソードの6 | 旅立ったはずなのに、心はまだあの場所にいる霊。 |
ソードの7 | 嘘のまま消えた存在が、真実を探してさまよっている。 |
ソードの8 | 閉じ込められた意志が、無言の訴えとして浮かび上がる霊。 |
ソードの9 | 夜にうずくまるような後悔が、夢と現の間で息づく霊。 |
ソードの10 | 言葉にできなかった絶望が、今も沈黙の形で残っている霊。 |
幽霊タロット:ソードの人物カード
カード | 幽霊タロット解釈(1行) |
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ソードのペイジ | 知りすぎた者の断片が、真実の一部として浮かび上がる霊。 |
ソードのナイト | 闘いをやめられなかった意志が、今も鋭く吹き込んでくる霊。 |
ソードのクイーン | 切り離した感情を守ったまま、遠くから見守る霊。 |
ソードのキング | 言葉を持たない裁定者のように、最後の判断を示しに来る霊。 |
補足:ソード人物カードの幽霊的特徴
- ペイジ…知ろうとしたことが深すぎた結果、「知識の亡霊」として現れる
- ナイト…戦いを終えられなかった意志/自己正義に囚われた魂
- クイーン…心を切ってでも守った誇り、冷静に佇む霊的観察者
- キング…判断を残した者の象徴/冷静な霊的影響力を帯びる
幽霊タロット:コインのスート(1〜10)・1行解釈
カード | 幽霊タロット解釈(1行) |
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コインの1 | 現実に根づくはずだった願いが、芽吹けずに残った霊。 |
コインの2 | 揺れ動いた選択が、今も天秤のように浮かぶ霊。 |
コインの3 | 誰にも認められなかった努力が、評価を求めて現れる霊。 |
コインの4 | 守りすぎたものが重荷となり、執着のまま残った霊。 |
コインの5 | 失われた支えを求めて、寒空の下に現れる霊。 |
コインの6 | 与えることも、受け取ることもできなかった霊の名残。 |
コインの7 | 実らなかった期待が、沈黙のまま問いかけてくる霊。 |
コインの8 | 同じことを繰り返しながらも報われなかった霊の手仕事。 |
コインの9 | 一人で得た豊かさの裏に、分かち合えなかった孤独の霊。 |
コインの10 | 家族や継承の末にこぼれ落ちた想いが、記憶の霊として残る。 |
幽霊タロット:コインの人物カード
カード | 幽霊タロット解釈(1行) |
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コインのペイジ | 手に入れ損ねた現実を見つめ続ける霊。学びの途中で止まっている。 |
コインのナイト | 積み重ねた努力の先に辿り着けず、働き続ける霊。 |
コインのクイーン | 誰かを養い続けた想いが、静かに部屋を満たしている霊。 |
コインのキング | 築いたものを手放せず、支配者のように残った霊。 |
補足:コイン人物カードの幽霊的特徴
- ペイジ…「もっと成長したかった」「何かを学びきれなかった」霊的記憶の象徴
- ナイト…誠実な積み重ねが報われず、「動き続ける影」として現れる
- クイーン…家や場に染み込んだ、優しさと義務感の母性的霊
- キング…財や地位、守るべき何かを手放せなかった権威の霊
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