愛がないと、どんなものだって
存在することは出来ません。
一つの天体だけが愛の通り道を示すのではなく、
月から始まって近づいていく自分と
決まり切った運命みたいに働く冥王星から
ある日突然、
ドアを開けた瞬間、やって来る運命みたいなもの。
みんなが口にするのは偶然という
必然のタイミングです。
占星術的には、歩いてくる自分と
向かってくる自分です。
地球には、月に値する星が月一つしかないから、
他者として誰かに出会います。
パートナーを自分の半分と感じたり、
時間を超えて結ばれる二人というような世界観が
単純に作り話に思えないのは、
とても地球的な事情であって、
もし他の天体みたいに幾つかの月があれば、
もっと簡単に出会えるはずなのです。
一つしかない月は運命の人との出会いを
難しくしているのかも知れません。
一つしかない月は半分頑張ったら、
残り半分は休まないと壊れてしまいます。
壊してしまうのは自分です。
失って悲しむのは、傷付くのはあなたです。
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