子供の頃に表れてやがて消えていく情熱や才能、
個人としては、良い子なのに、問題を起こす子供。
修正し難い自分の恋愛傾向、仕事への態度、
悩みですから、幾らでも切りがないくらい
ありますが、個人のホロスコープから
見える資質と結び付けるには、現実と
無理がある場合があります。
もっと意味不明なのは、まだ起こっていない
現実、イマジネーション段階のものを
予感的に恐れて、回避したい場合です。
そのような恐れ、不安、の正体は、
親子間の相性にある場合が多々あります。
恋愛トラブルと言うよりも、自分のイメージする
恋愛が出来ないという悩みも理由は同じです。
そのような人は、自分の能力、容姿、職業、
年齢、家庭環境、様々な要因を持ち出しますが
本当の原因は、そんなにややこしくありません。
同じ外的要因で、反対の結果が生まれる
ケースは幾らでもあります。
例えば、好みの人と付き合わずに、
何か違うと感じる人と深い仲になってしまう
という悩みがあるとします。
このような自己矛盾を本人のホロスコープに
求めても難しい理由は、ある程度、健全に
努力する人ならば、太陽サインの下に
それなりに統合されているものなのです。
それが恋愛に関して、出来ないというのは、
何かしらバイアスが働いているかも知れません。
仮にどんな悪癖を生み易いアスペクトを
持っていたとしても、自分なりに統合
されていれば、その個性に対して
自己矛盾を感じるようなことはありません。
「私って、悪いんだ」と真っすぐに
認めるだけです。
変な話ですが、騙される人は、自分の中にある
矛盾を巧みに転がされるのです。
演じないといけない自分と本当の自分の間に
隙間があるのです。
騙す人は、その隙間を埋めるのに
「あなたにとって、良いものがありますよ」と
近寄って来るのです。
これは、そんなに好きでもない人と恋愛関係に
なる人も同じです。
自分の隙間に合った人を招き入れているのです。
そういう意味では、正しい相手を選択しています。
本当に人間として強い人は、本当の自分と
表現される自分の隙間が出来るだけ少ない人です。
完全に同じでは生きていけません。
こういう話を聞いて、100%本音で生きようと
思う人は、全てに仮面を被ってしまう
自己洗脳タイプの人です。
このようなアスペクトに金星と海王星の
オポジションがあります。
実際の相談からフィードバックした
何か違うと感じる人と深い仲になってしまうアスペクト記事はこちらです。