金星側の人が太陽側の人に極端な憧れを抱くか、その反対に嫌悪感を
感じるかと言った極端な相性になります。
金星側の人が太陽側の人に憧れるけれども、実際に一緒に行動を
共にするには、他の相性のフォロー次第と言ったところでしょう。
憧れに留めておくのが無難と言えば無難な相性です。
金星側の人の社会的な立場が強ければ太陽側の人を野の花のように
摘んでしまうかも知れません。
しかしオポジションの相性と言うのは、正反対の相性ですから、
自分自身(金星側の人)の思っているようには、絶対になりません。
どんなに折れたつもりでも、教育をしても、そもそも正反対の
資質を持っているのですから、折り合いが付くことは、決して
ありません。
それでも手元に置きたいのであれば、自分自身の好みに対して
正反対の人格を受け入れるしかありません。
それは、とても大人な距離感かも知れません。
オポジションの関係性は、エネルギーであれば相殺されるような
相性ですから、遠くから見て「凄いな、自分にはない素晴らしさだ」
と感じているのがお勧めです。
それでも、そのような魅力と近くにいたいのであれば、精神的な
距離をしっかりとキープ出来るだけの人間力が必要になります。
個人の力が余程しっかりとしていないと精神的な部分だけで、適切な
距離感を作り尚且つ保つことは、難しいでしょう。
お互いにしっかりした足場を持ち、余計な干渉をせずに、依存せずに
お互いの魅力を感じ合うことが出来れば、理想的かも知れませんが、
それは、生活者としての距離感では、ないかも知れません。
それぞれに家庭があったりするような、しっかりしたアイデンティ
ティーを持っているくらいでないと、個人で余裕を持つのは、
難しいかも知れません。
自分自身と正反対の相性を本当に受け入れるのは、至難の業です。