1枚目のカード
ソードの5の正位置
1枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。
「5」からの愚者のカードですから、美しい人は、自分自身を
未来をクリエイティブしたために、それまでの立場から
離れることになった(愚者の正位置)と読むことが出来ます。
この「5」は、ソードのカードですから、この離脱は、美しい人が
勝手に決めた(ソードの5の正位置)と読むことが出来ます。
言い方を変えれば、消した側は、美しい人の移動(独立)を
絶対に認めないと言うことでしょう。
2枚目のカード
愚者の正位置
2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
一般的なテキストでは、常識的な問題点が念頭にありますが、
美しい人のタロット占いは、非日常的な世界が舞台になって
いますから、美しい人のどのような内容が決まらないのかが、
(愚者のカードの正位置)問題になります。
正位置ですから、美しい人にとっては、その内容が未知数で
あってもポジティブなものです。
一般的には、挑戦のニュアンスが強くなりますが、3枚目の
カードは、驚くことに世界の正位置です。
単純に独立したら大成功(3枚目の世界の正位置)と読むことが
出来ますが、そんなに単純でないとしたら、どう読むでしょうか?
3枚目のカードは、人生の最後までを読むほど未来のものでは
ありません。
3枚目のカード
世界の正位置
3枚目のカードは、2枚目のカードの先の状態を表しています。
2枚目のカードの先の状態を表していますが、完全な状態
(世界の正位置)が、人生の絶頂と読むと、そこが終わりでもあります。
これは、美しい人の現実が確定しているからこその読み方ですが、
離れることを望んだタイミング(このタロット占いの中心となる
2枚目の愚者の正位置)が絶頂(世界の正位置)であるならば、
美しい人は、最初から消した側に差し出されていたと読むことが
出来ます。
だとすれば、これまで読んで来たように、存在自体が仕組みとして
組み込まれていたと読んでも良いかも知れません。
直近のカードで、何故、本気で美しい人で稼ごうとしなかったのか?
と書きましたが、「仕組みとしての存在が優先したから」が
答えになるのかも知れません。
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4枚目のカード
悪魔の正位置
4枚目は、美しい人の対策カードになります。
時系列(1枚目のカードから3枚目のカード)の中での、愚者の
カードや世界のカードは、これらのカードの正位置の割には、
厳しい読み方をしてしまいましたが、この読み方だからこそ、
美しい人本来の力(悪魔の正位置)が開花したと読むことが出来ます。
美しい人は、無尽蔵に努力出来るのでは、ないか?と思われる
ような日々を過ごしていましたが、悪魔のカードは、それだけでは
なく自他の境界線を超えていきます。
どのように超えたかまでは、今回のカードでは、読みませんが、
少なくとも単に努力しただけでは、ないはずです。
5枚目のカード
節制の正位置
5枚目のカードは、美しい人を消した側の本音部分を表しています。
7年間に及ぶ冷遇期間は、美しい人を移し替える猶予期間だった
(節制の正位置)と読みました。
6枚目のカード
女帝の正位置
6枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。
無償の愛(女帝の正位置)と読みました。
美しい人自身の可能性に対する挑戦は、夢ですが、自己愛でも
あるでしょうが、今回のカードで読んで来た美しい人に組み込まれた
仕組みを考えると無償の愛は、本当に言葉通りだったと読みました。
その対象は、アップしませんでしたが、直近のある方の誕生日の
カードと続いています。
7枚目のカード
コインのペイジの正位置
7枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
コインの4のカードが利益を守るみたいな読み方をされるように
コインのカードは、何らかの実際の利益を守ろうとするところが
ありますが、6枚目のカードを無償の愛(女帝の正位置)と
読みましたが、守りたい利益(コインのペイジの正位置)は、
それが対象かも知れません。
もちろん、このタロット占いの中心となる2枚目は、愚者のカード
ですから、美しい人自身の未来も含まれています。
今の美しい人のソードのクイーン(光)へ
美しい人は、差し出されたのか?という問いで展開したカードですが、
これまで読んで来て、より深く知りたかった様々な部分に着地出来た
ような気がします。