「今ここにいない○○…」
ウマ・シカ。
1枚目のカード
カップの10の正位置
1枚目のカードは、このタロット占いの過去や動機を表しています。
仲間と共に喜びを分かち合おうとした(カップの10の正位置)
と読むことが出来ます。
カップの10の正位置ですから、目的を成功させるためという
ニュアンスも大きいでしょう。
言い方を変えれば、「今ここにいない○○…」と言わなければ、
完全な成功では、なかったのかも知れません。
この辺りは、曖昧な感じがしますが、このタロット占いの中心
となる2枚目のカードと併せて読むと、何らかの理由で良い機会
なので、積極的に音頭を取った(「10→7」)と読むことが
出来ます。
つまり2枚目のカードと併せて読むと、意図的なニュアンスが
加わります。
2枚目のカード
ソードの7の正位置
2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
ソードの7のカードの古典的な意味では、裏切りと言うものが
ありますが、相談すべき相手に何も事情を告げずに勝手に
行動すると言う数札(分離作用を持つ風の元素の7番目)としての
基本的な意味があります。
1枚目のカードと併せて読む場合については、既に書いたので、
その点については、省きますが、もう一つ重要なことがあります。
1枚目のカップの10の正位置では、仲間と共に喜ぼうとしたのに、
2枚目では、勝手に動いた(ソードの7のカード)と読むことが
出来ます。
「今ここにいない○○…」の発言者は、分裂的なのでしょうか?
決してそうではないでしょう。
この場合は、何らかの理由で美しい人が仲間では、ないと
認識されていると言語化した方が収まりが良いかも知れません。
これは、周囲の人たちの同調具合で決まる部分でもありますが、
美しい人の真相をある程度、知っているなら、何らかの確信が
あるでしょうし、知らないのであれば、言葉のセンスの問題も
あるでしょう。
このような可能性をカードに孕みながらも3枚目のカードも
「7」なのです。
どれだけ、この機会に積極的に動こうとしたのかと言う感じがします。
3枚目のカード
ワンドの7の正位置
3枚目のカードは、2枚目のカードの先の状態を表しています。
何らかの基準に対して勝ちに行っている(ワンドの7の正位置)と
読むことが出来ます。
美しい人の亡き後であっても、何らかの形でマウントを取りたかった
のかも知れませんし(これが答えであれば、資質の問題でしょう)、
「10」の後に「7」が2回も続くことで、何が何でも、
「今ここにいない○○…」と言う必要があった可能性もあります。
この場合は、キャラクターを買われて、言わされた(2枚目の
カード解説・音頭を取らされた)と読むことが出来ます。
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4枚目のカード
ワンドのペイジの逆位置
4枚目は、「今ここにいない○○…」の発言者の対策カード
になります。
ワンドのペイジのカードですから、「今ここにいない○○…」
の発言者は、メッセンジャーと読むことが出来ます。
「今ここにいない○○…」の発言者は、仕事の場での言動
ですから、仕事の上で、「今ここにいない○○…」の発言者
よりもポジションの高い存在に相談をした(ワンドのペイジの
カード)可能性があると読むことが出来ます。
しかし、逆位置ですから、「今ここにいない○○…」の発言者の
個人的なキャラクターが暴走したニュアンスが大きいでしょう。
対策カードですから、「落ち着いて、良く考えて行動すること」
と言う対策内容や、公私をわきまえること、難しい問題であれば、
然るべき相手に相談することと読むことが出来ます。
ここまでカードを読んでくると、3枚目のカード解説で書いた
個人的に今さらながら、マウントを取ろうとしたと読むことが
出来ます。
美しい人が存命の頃から、嫉妬心が強かったのかも知れません。
もしかしたら、このようなことを、存命中も、ちょこちょこと
やっていた可能性があります。
しかし、ワンドのペイジのカードと2枚目と3枚目の「7」を
併せて読むと二つの「7」の行動は、公的行動と私的行動に
分けられます。
ワンドのペイジのカードの公私混同の公私が二つの「7」
と読むことが出来るのです。
公は、「今ここにいない○○…」の発言者よりも、何らかの
基準で立場が上の存在と言うことでしょう。
「私」は、「今ここにいない○○…」の発言者です。
5枚目のカード
悪魔の正位置
5枚目のカードは、本音部分を表しています。
5枚目のカードは、誰の本音部分なのかで、かなり言語化の
ニュアンスが変わってきます。
スピリチュアルな意味で、美しい人の深層心理を読むならば、
苛立ちを感じる(悪魔の正位置)と読むことが出来ますし、
「今ここにいない○○…」の発言者と同じ場所にいた人たちの
本音部分であれば、「今ここにいない○○…」の発言者に、
同調するのは、気が進まない(悪魔の正位置)と読むことが出来ます。
公は、「今ここにいない○○…」の発言者よりも、何らかの
基準で立場が上の存在の本音部分として読むならば、道徳的に
問題があっても、目的を達成出来れば良い(悪魔の正位置)と
読むことが出来ます。
6枚目のカード
ワンドのキングの正位置
6枚目のカードは、「今ここにいない○○…」の発言者の本音部分を
表しています。
自分自身の気持ちをしっかりと表現したかった(ワンドのキングの
正位置)と読むことが出来ます。
7枚目のカード
ソードの3の逆位置
7枚目は、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
4枚目のワンドのペイジのカードと繋がる部分があります。
単なる仕事上のこととして割り切れない(ソードの3の逆位置)
と読むことが出来ますから、やはり公私混同されている部分が
あると読みました。
このタロット占いの中心となる2枚目のカードと併せて読むと
このような発言によって確実に成果を上げようとしたと
読むことが出来ますから、やはりと言った感じがします。
今の美しい人のソードのクイーン(光)へ
公は、「今ここにいない○○…」の発言者よりも、何らかの
基準で立場が上の存在の本音部分として読むならば、道徳的に
問題があっても、目的を達成出来れば良い(悪魔の正位置)と
読むことが出来ますと書きましたが、同じ仕事場にいたと
読んでいます。
本当は、4んじゃったと騒ぎたいのかも知れません。