第12ハウスにある火星と海王星のコンジャンクションは、
霊感みたいな力をある程度、能動的に使える可能性があります。
テキストによっては、サイキック能力と解説するものもある
かも知れません。
しかし、このような配置以外でも霊感主体で生きた方が考えて
生きるよりも上手くいくことが多いタイプの人もいます。
火星と海王星は、出来るだけコンジャンクションしていた方が
良いのですが、一部、例外もあります。
しかし、そのような場合は、能力の発揮のされ方が曖昧になったり、
受け身になることが多く、個人の能力(道具)としては、弱い
かも知れません。
第12ハウス以外に火星と海王星のコンジャンクションがある
場合は、第12ハウスにある天体と火星と海王星のコンジャン
クションが、メジャーアスペクトを持っていると案外、霊感が
働く傾向があります。
その際、どちらが主体かと言えば、第12ハウスに比重が多い場合は、
霊感寄りになりますし、その他のハウスにある火星と海王星の
コンジャンクション寄りになれば、勘が働くタイプの人という感じ
になるかも知れません。
どちらにしても、第12ハウス以外にある火星と海王星のコンジャン
クションは、霊感に関する能力の発揮がトランジットの影響で大きく
変動する傾向があります。
もちろん、第12ハウスに火星と海王星のコンジャンクションがあっても
トランジットの影響は、受けますが、それとは、ちょっとニュアンスが
異なる影響になります。
タイミング次第で幽霊みたいなものが見えたり、見えなかったりする
かも知れません。
第8ハウスにある火星と海王星のコンジャンクションは、霊能よりも
感情の濃さの程度でけっこう変わって来るかも知れません。
このようなアスペクトが、どこハウスにあるかとか、他の天体や感受点
との繋がりで表れ方は、けっこうバラエティーがあります。
ですから火星と冥王星のコンジャンクションだけで霊能みたいな感じで
現れるわけではありません。