生きていると様々な大変なことがありますが、
一番厄介なことは、愛する人がいないことです。
愛する人がいないということは、最終的には
生きる意味や自分の居場所がないことを
意味します。
どんな立派な考えや言葉、多くの財産も
一人ぼっちであれば価値がありません。
愛する人がいなければ、死であっても
希薄になります。
会ったことのない、名前も知らない人のために
真剣に祈ることが出来るでしょうか。
自分自身の何かを託せる相手を大切にする
ということはエゴイスティックな側面は
ありますが、愛の原点です。
洗練されないままであれば、所有者のように
振る舞う人もいますが、まったく関わりのない
存在に対して愛着を感じることは不可能です。
人生にある様々な困難自体が辛いわけでは
ないはずです。
愛する誰かのために頑張れないことが、人生を
辛いものにしているのです。
生きることは、基本的に大変ですが、本当は
それが問題ではありません。
愛する人でなくても、本当に仲の良い人や
気持ちを分かち合える人、親しい人の存在が
問題なのです。
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