清水富美加さんは、年齢的に金星期で、金星は蠍座4度です。
この時期は、若さ溢れる体力、知性、希望、色んなものを
総動員して新しい理想を描きます。
そして、それからが問題なのですが、その流れで人生が
進行していくタイプの人もいれば、18歳前後から25歳
くらいまでの間だけで終わる人もいます。
後者は自分の限界を薄々感じますから、頑張りつつも、
金星期に描いた幻想をキープ出来ない重圧に打ち勝てなくなります。
清水富美加さんは、親密な仲間(この場合は理想と思える意思を
注いでくれる人、組織)たちと幻想に命を吹きこむべく努力したことが
芸能活動だったはずです。
太陽期に移行していきますが、次は隣のサインへの移動なので
難しくないように思えますが、蠍座から離れるということは
それまで全力で結び付こうとした対象と離れないといけません。
大雑把に言えば、清水富美加さんの金星も太陽も土星も
宗教色は強いものがあります。
そのような雰囲気の中で、一個の人間としてそれに反発を感じて
人として独立する方法を模索し努力しようとするのは、当然の感情です。
蠍座は射手座に移行する時に、全てを無茶苦茶にすることで、
そこから逃れようとする手段を選択します。
清水富美加さんのタイプの人は、自らの欲で動く時に強烈な力が
働きますが、他人にそそのかされた場合は上手くいきません。
芸能活動がそのようなものだったのか、
はたまた別の件がそうだったのかは知る由もありませんが、宗教の
選択が家族によるものだったという報道を鵜呑みにすれば、芸能活動は
本人の意思であり、そうだったからこそ輝けたということになります。
次の太陽期の射手座のサインは土星とスクエアを作っています。
スクエアは、同じ次元に二つのものを並べれば必ずどちらかが
負けてしまいますが、生かす方法はあります。
今回の混乱ぶりは、蠍座から射手座に移行する時の衝撃の方が
強いかも知れません。