心のセキュリティは、第12ハウスが担っています。
意識は、現実を何とかするので精いっぱいで
心の問題まで及びません。
様々な矛盾に、引っかかっていたら、
日常が回らなくなってしまいますから、
弱い方へ、弱い方へと、そのようなものは
手渡されていくのです。
そしてやがて視界から消えます。
そこが第12ハウスという場所です。
一見、現実的には、無いような存在ですが
その影響力は、大きなものがあります。
健全な第12ハウスは、感覚から切り離されて
ただ浮かんでいるだけです。
しかし、それは寂しいことではありません。
一見、切り離されたような場所だからこそ
祈りが成立するのです。
祈りとは、宗教のような形式的なものではありません。
その人の魂にとっての必然性みたいなものです。
物事が現実に変化していく過程は、ルールに
乗っ取らなくてはいけませんが、祈ることで
第12ハウスに形を作ることは出来ます。
これがミラクルの主体です。
どんなに忙しくても祈るくらいのことは出来ます。
今よりも良くなる可能性は誰にでもあります。
諦めれば、第12ハウスが、マイナス感情になって
ミラクルではなくアクシデントになるのです。
せっかくの蠍座新月、蠍座木星です。
自分にとって良いことを期待しましょう。
自分の第12ハウスに幸運を受胎しましょう。