12ハウスの月がある場合、母親は、母親的
立場から逃げていきます。
それは育児放棄までいかなくても、一番多いのは、
精神的な母親らしい立ち位置から、外れて
いく形です。
月の状態、ホロスコープ全体のバランスで、
その内容、程度はそれぞれです。
その中でも一般的なのは、母親が子供に
甘えるというスタイルです。
大人の甘えというのは、子供に自分の願望を
巧みに押し付けることも含みます。
親が子供に対して簡単に切れたり、
負の感情のゴミ箱にすることも同じです。
圧倒的に立場が上の人間が弱者に甘えると、
酷ければ、虐待(性的なものも含みます)、
ありがちなのは、好み、価値の押し付け、洗脳、
父親との代理闘争、あげればきりがありませんが、
第12ハウスに月がある場合は、母親は何らかの
形で逃げるので、母親を問い詰めることは時間の
浪費になりますし、現実的に情緒的利益を守り、
経済的負担を避けるには、母親はいないという
スタンスで意識を組み立てるくらいドライな方が
上手くいきます。
2・3回母親と喧嘩でもして、本当に
向き合ってみると第12ハウスの月が示す母親が
逃げることが理解出来ると思います。
深追いしてもあらゆる面で無駄です。