第12ハウスの月は、気のレベルで周囲から
影響を受ける何とも厄介な月です。
第12ハウスの月が、独力で現実的な安らぎを
作り出すのは、不可能と言って良いかも知れません。
気のような類のものは、幽霊と一緒で何でも
貫通してしまって守りようがありません。
本当は、ドラキュラの棺桶のようなものに
閉じこもって、全てをシャトアウトして
誰の影響も受けずに、眠りに就けることが
理想かも知れませんが、それもイメージであって
棺桶すらも、貫通して他者の影響を
受けるかも知れません。
ドラキュラの棺桶は、第12ハウスの月の
心の壁の無さを表現したかっただけで、
第12ハウスの月を守る本質的な手段は
自分自身で心の周囲に特定の空気感を
まとうことにあります。
自分の能力で、それが出来るのであれば
具体的な手段は、何でも構いません。
ドライブでそれが作り出せるならば、
ドライブしている時に味わえる空気感で
第12ハウスの月を守れば良いのです。
問題は、ドライブが終わった後です。
しばらくすると、その空気感は無くなります。
そういう意味では、やはり第12ハウスの月は
扱うことが大変な月です。
第12ハウスの月は、自分の感覚が入っていける
手段であれば自由に心の壁の代用品を
作り出せるので、何か一つ身に付けることを
お勧めします。