天秤座の月は、基本的に人好きですが、
魚座の火星とインコンジャクトのアスペクトを
作ると、その気持ちをストレートに発揮出来ません。
魚座が象徴するような行動パターンを
身に付けてからでないと、他人と上手く
コミュニケーションが取れないのです。
Aさんの母親は、天秤座の月と火星の
インコンジャクトを持つAさんが他の子供たちと
交流出来ないことを非常に心配して、あちこちの
病院で診てもらったりした結果、Aさんは、
自閉症と診断されたそうです。
しかし実際は、そのようなことはなく、
勤続20年以上勤めています。
自閉症に見えるアスペクトと言ったら変ですが
月と火星がインコンジャクトのアスペクトを
作ると火星のサインのカラーに合った
行動パターンを身に付けるまで上手く自分の
気持ちを表現出来ません。
Aさんは、キリスト教の教会に通うことで
その教えをベースにして、それなりに他人と交流
出来るようになりました。
一般的な社交家とは異なりますが、教会の活動を
中心にして職場以外の多くの人と交流しています。
医者の目から見て一時的に自閉症と見えることも
あったかも知れませんが、それは、火星に沿った
行動パターンを身に付けるには、それなりの
年月が必要です。
このような病気と考える前に、この子の個性や
キャラクターという見方も必要かも知れません。